■社会潮流の先端市として
河内長野市長 島田智明
日本の昨年の出生者数が、1899年の統計開始以来初めて80万人を下回ったことが話題になっています。河内長野市もその影響を受け、昨年の出生者数は500人を下回りました。本市においては、南花台地区での施設一体型小中一貫教育推進校の整備をはじめ、公立学校の小規模化対応を段階的に行います。
その一方、いわゆる団塊の世代が後期高齢者となることもあり、本市においては、今後5年以内に4人に1人が後期高齢者となる見込みです。それを見据えて、移動支援をはじめとした高齢者の生活支援を拡張します。
本市は、社会潮流の先端市として、子育て支援総合拠点「あいっく」を基軸とした子育て支援、英語村構想事業を中心とした多文化共生社会への対応、最先端技術を利用した自動運転バスや遠隔診療の実証実験など、社会課題の解決に向け、新たな取り組みを積極的に実施してまいります。また、現在はデジタル化への過渡期であるため、デジタルデバイド(情報格差)が生じていますが、その解消にも取り組んでまいります。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>