COLUMN[コラム]支え合いの現場から

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■温かいつながりに感謝
昨年5月に立ち上がった「支えあい南風流街(はえるまち)南ケ丘」のみなさんにお話を聞きました。
南ケ丘でも高齢化が進み、日常生活で困っている人が多いのでは、という思いから「南ケ丘・よりよい街づくりアンケート」を実施したのが2年半前です。そこから、生活支援コーディネーターとともに検討会議や実証実験を重ねてようやく立ち上げることができました。
手伝っていただくサポーターが十分に確保できるか不安でしたが、説明会を開催すると88人もの方が手を上げてくださり、うれしい驚きを感じました。この街を良くしたいという思いの人がたくさんいるためだと思っています。
活動は、草抜きや2階からの荷下ろしなどの生活支援と自宅からバス停までの送迎やお出かけのための移動支援、音楽イベントや歴史教室などの通いの場を開催しています。
今ではリピーターもできこの活動が少しずつ地域に根付いてきていることを感じます。また、サポーターとして活動することで顔なじみが増えたり、利用した人から感謝の言葉や笑顔をもらうなど、温かいつながりができたことをうれしく思っています。
今後は、多世代を対象としたイベントなども行い、若い世代を含めあらゆる世代の人が支え合える街になることを望んでいます。
市内には、南ケ丘のほかにも4地域で支え合い活動が展開されています。あなたもサポーターとして支え合い活動に参加してみませんか。生活支援コーディネーターにご相談ください。
「ささえあい推進会議」では、支えあい活動を行っている方が集まり、情報交換や課題検討を行っています。どなたでも参加できますので、興味のある方はご連絡ください。
(次回ささえあい推進会議1月16日(火)午後1時30分からイズミヤゆいテラスで開催)

問合せ：社会福祉協議会内
【電話】65-0133