■[特集]令和5年度主要事業
新たな価値を創造するまち、「スマートシティ」実現に向けて実施した事業を、スマートライフ、スマートツーリズム、スマートガバメントの3つに分けて紹介します。
◆快適に暮らせるまち スマートライフ
○市民の安全を守る地域づくりプロジェクト
災害ハザードマップ作成・配布:997万5千円
市民が、土砂災害や浸水被害の恐れがある場所の把握と災害時に適切な避難行動がとれるよう、災害ハザードマップを作成し、全世帯に配布することで、防災意識の普及・啓発を図りました。
浸水対策事業:1,577万4千円
災害に対する防災力の強化を図るため、浸水が確認されている地区の水路を増補する対策を行いました。また、想定最大規模降雨による雨水出水浸水想定区域の公表のための図書を作成しました。
○健康で暮らしやすい地域づくりプロジェクト
民生委員協議会補助事業:185万4千円
地域福祉活動の主たる担い手である民生委員の資質向上と活動活性化のため、民生委員児童委員協議会に対し支援を行いました。また、新たに民生委員協力員制度を導入し、体制強化を図りました。
地域共生社会の実現に向けた包括的支援体制構築事業:4,687万7千円
従来分野ごとの制度に基づき行われていた相談支援や地域づくりに、分野や地域をつなぐ仕組みを導入し地域生活課題の解決に資する支援が包括的に提供される体制づくりを進めました。
高齢者・自治会等スマホ講座事業:149万円
老人クラブや自治会などの地域活動を行う団体が地域でスマホ講座を開催する際に講師派遣を行い、スマートフォンを活用した地域活動の活性化やつながりづくりを推進しました。
小学校と公民館との複合化の推進:541万9千円
施設の老朽化や時代の変化、学校の児童数減少にともなう小規模化に対応するため、小学校と公民館の複合化に向けて、整備にかかる設計や測量を実施しました。
地球温暖化対策の推進:2,016万円
脱炭素社会に向けたまちづくりを進めるため、個人や民間事業者による太陽光や省エネ機器などの導入に対し補助金を交付しました。また、市民意識の醸成と行動喚起を促すため、脱炭素につながる生活スタイルの普及啓発を実施しました。
河内長野市スマートエイジング・シティ魅力向上事業:9億6,715万3千円
南花台スマートエイジング・シティ団地再生モデル事業を市域全体に拡大し、南花台以外の地域での自動運転化を目指した移動支援の運行を開始しました。また、(仮称)南花台中央公園の整備やサッカーチームと連携したまちづくり、遠隔診療の実証実験を進めるなど、本市資源を最大限に活かし市の魅力を高めました。
○切れ目のない子育て支援プロジェクト
子ども家庭総合支援拠点事業:2,277万1千円
こどもとその家庭や妊産婦に対し、切れ目なく継続的に必要な支援を行うとともに、ヤングケアラーを早期に発見し、適切な支援につなげるため、関係機関と連携し、支援体制の強化を図りました。
新生児聴覚検査:149万4千円
聴覚障がいを早期に発見し、早期療養につなげるため、新生児が受検する聴覚検査の費用を助成しました。
子ども医療費助成事業:539万円
子育て世帯の経済的負担を軽減するため、助成対象年齢の18歳到達年度末までの引き上げに向けて、準備を進めました。
学校給食施設整備事業:4,201万4千円
中学校全員給食にも対応した新学校給食センターの整備に向け、学校給食(施設整備)基本計画を策定し、建設予定地の造成工事にかかる設計や現地調査などに取り組みました。
施設一体型小中一貫教育推進校整備事業:9億5,412万1千円
学校の小規模化から生じる様々な課題への対応策として、南花台地区において施設一体型小中一貫教育推進校の整備を進めました。
放課後児童会運営事業:596万9千円
民間による放課後児童会開設に対する助成や夏季休業期間中の預かり事業を実施し、子どもたちの新たな居場所づくりに取り組みました。
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