■接客業ができるくらい日本語がうまくなりたい
呉凌娟(ウーリンジュアン)さん
私は、中国浙江省(せっこうしょう)の杭州市から来ました。18年前に初めて日本に来て以来、関西地方を中心に何度か観光で訪れたことがありますが、長期間の滞在は今回が初めてです。現在、夫の生まれ故郷でもある河内長野市に家族全員で暮らしており、住み始めてから2か月ほどしか経っていませんが、自宅周辺はとてものどかな環境で大変気に入っています。日本語の会話に少し不安があるので、今は週に2回、国際交流協会の日本語サロンに通っています。
移住する前に、河内長野のことを知るためホームページなどで調べたところ、山や緑が多く、子育てもしやすく、自然があふれていて、とても住みやすい場所と紹介されていましたが、住んでみたらまさにその通りだと実感しました。また、河内長野の魅力は古い文化財や自然が多く残されていることで、高野街道の酒蔵通りや中世の山城跡である烏帽子形城などを訪れた時は深い歴史を感じました。三日市宿の古い町並みや北斗七星を祀(まつ)ることで有名な観心寺も好きになりました。中国人の私にとっては外国の異文化なので、どれも理解することは非常に難しいのですが、とても興味深いので、この河内長野でもっとたくさんの人と交流していろんな場所を訪れてみたいと思いました。
今の目標は、日本語の会話能力をより上達させて、接客業などの仕事に就くことです。そして夏になれば家族と滝畑ダムでキャンプをしたり、秋になれば延命寺の紅葉を鑑賞してみたいです。
問合せ:国際交流協会
【電話】54-0002
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