■なにわの伝統野菜でイタリアン
江戸時代から難波周辺で栽培され、平成29年に「なにわの伝統野菜」に認証された難波葱(ねぎ)。柔らかく、強いぬめりと濃厚な甘みが特徴で、近年は本市でも栽培されています。今回は、ネギの火入れを2回に分けることでとろっとした食感と甘さ、生のフレッシュな香りの両方が楽しめるペペロンチーノを紹介します。
◆ゆで汁の塩見を使って味をまとめる!『難波葱(ねぎ)としらすのペペロンチーノ』
○材料(2人分)
・難波葱(九条ネギなどで代用可)…1/2束
・釜揚げしらす…50g
・パスタ…200g
・レモン…1/2個
・ニンニク…2片
・鷹の爪…1本
・オリーブオイル…大さじ4
・バター…10g
・ナンプラー(めんつゆで代用可)…小さじ1
・塩…適量
○作り方
(1)難波葱は斜め切り、ニンニクはみじん切り、鷹の爪は種を除き輪切りにする
(2)沸騰したお湯に1%の塩を加え、表示のゆで時間から1分引いてパスタをゆでる
(3)オリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を弱火にかけ香りを出す
(4)(3)にネギの白い部分と塩を1つまみ入れ中火で炒め、しんなりしたらゆで汁(お玉2杯程度)を入れかき混ぜソース状になったらナンプラーを加える
※ゆで汁を数回に分けて加えフライパンを揺すりながらかき混ぜ、白っぽく乳化させるのがコツ
(5)(4)に(2)を入れよく混ぜる(麺の固さや塩分を確認しながらゆで汁お玉1杯程度追加)
(6)(5)にしらすと残りのネギ、バター、レモン汁を加え混ぜ合わせたら火を止め、盛り付け、レモンの皮をすりおろしかける
○ちょこっと美味しい話
栽培に手間がかかる難波葱を扱う農家さんは少ないそうですが、4月上旬(※)までの収穫時期には「あすかてくるで河内長野店」にも並びます。今回は難波葱の甘みを生かして、ペペロンチーノにアレンジ。レモンの風味がさわやかで春らしい一品ですので、ご家庭でも作ってみてください。また、難波葱を使った「くろまろバーガー」もむささびパン工房で発売中です。旬の難波葱のピューレを加えた鮮やかな緑色のタルタルソースがたっぷりかかったチキン南蛮のバーガーです。ぜひお買い求めください。
※…難波葱の収穫時期は、目安です。
ビュッフェレストラン奥河内シェフ 前田さん
ビュッフェレストラン奥河内に4月からこのメニューが登場します
(※クックパッド河内長野市公式ページは本紙またはPDF版の二次元コードからご覧ください。)
問合せ:奥河内くろまろの郷
【電話】56-9606
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