■新じゃがで春の寒暖差を乗り切ろう
じゃがいもには、免疫低下を防ぐビタミンCがみかん1個と同等量入っています。熱に弱いビタミンCですが、じゃがいものでんぷんにより加熱しても壊れにくいのが特徴です。今回は完熟前に収穫・出荷するため皮が薄く柔らかい新じゃがを皮ごと調理。いも本来の香りを楽しめる、ボリューム満点のおかずです。
◆皮ごと調理で香りも栄養もばっちり『新じゃがの甘煮』
○材料(2人分)
・新じゃがいも…500g
・合い挽きミンチ…80g
・サラダ油…各大さじ2
・水…200ml
・酒…大さじ3
・みりん…大さじ2
・砂糖…大さじ1
・濃い口しょうゆ…大さじ2
・バター…15g
・ネギ…適量
○作り方
(1)新じゃがを洗い、大きいものは一口大にカットする
(2)フライパンにサラダ油を引き、中火で新じゃがの皮がカリッとなるよう焼目をつける
(3)新じゃがを取り出し、サラダ油を引いて中火でミンチを色付くまで炒める
(4)(2)を戻し、酒と水を加えひと煮立ち、みりんと砂糖を加え落とし蓋をして弱火で5分煮る
(5)醤油を追加して5分ほど煮て落とし蓋をとり、水分が少し残る程度まで煮詰める
(6)バターを入れて混ぜ合わせたら火を止め、器に盛りつけネギをちらす
○ちょこっと美味しい話
2月に種いもを植え付け、5月上旬ごろから収穫し、シーズンで合計300kgほどを出荷しています。育てているのは、ほくほくとした食感で甘味が強く、ビタミンCが他品種より多い「きたあかり」。じゃがバターにして食べるのもおすすめです。他にもいちごやトマト、大根など季節に合わせて様々な作物を作っています。害虫害獣対策が大変ではありますが、作る・食べる・売るという3つの喜びを感じながら手塩にかけて作っています。「あすかてくるで」に出荷していますので、ぜひ一度ご賞味ください。
やぶせ農園 矢伏さん
ビュッフェレストラン奥河内に5月からこのメニューが登場します
(※クックパッド河内長野市公式ページは本紙またはPDF版の二次元コードからご覧ください。)
問合せ:奥河内くろまろの郷
【電話】56-9606
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