■国道371号石仏バイパス全線開通
河内長野市長 島田智明
6月2日午後5時、国道371号石仏バイパスが全線開通します。今から30年以上前の平成4年度に府が事業着手し、平成15年3月に美加の台駅近辺(石仏南交差点)から千早口駅近辺まで、平成30年9月に天見駅近辺までそれぞれ一部供用が開始されました。そして、このたび、新しい府県間トンネル「天見紀見トンネル」を含む区間が開通し橋本バイパスまで全線供用となります。
石仏バイパスを通って橋本市まで行きやすくなりますので、特に市南部にお住まいの方は、京奈和自動車道を利用する機会が増えるかもしれません。逆に、橋本市をはじめ和歌山県にお住まいの方が、府内の市町村に向かう際、石仏バイパスを利用する機会が増えるかもしれません。いずれにしても、交通量が増え、沿道がにぎわうことになりますので、その状況に合わせたまちづくりを推進していく必要があります。
本市は、府内43市町村の中で、中心部から最寄りの高速道路の入口まで最も遠いことが課題となっており、石仏バイパスの全線開通は利便性向上に寄与することになります。
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