子ども食堂「チャイルドシート」で活動するみなさんにお話をお聞きしました。
ここでは、子どもが一人で来ても、親と一緒に来ても、誰もが安心して過ごせる地域の居場所を目指し運営しています。
2018年から始めたこの活動は、地域ぐるみで子どもを育んでいきたいという思いでたくさんの人に支えられながら、これまで継続してきました。米を提供してくれる農家さんや、野菜を提供してくれる福祉委員さん、当日に手伝いに来てくれるたくさんのスタッフ、子どもたちの勉強をみてくれる高野山大学の学生さんなど、たくさんのつながりがあったからこそ、今の活動につながっていると感じています。
小山田小学校内の下足室にある連絡箱で参加者を募集していて、小学1〜6年生までの参加者が集まります。毎月1回日曜日に、老寿やすらぎ病院内で、いただいた米や野菜で作った手づくりカレーなどを提供しています。おいしそうに食べていたり、自ら進んで手伝いをする子どもたちの姿や、地域の人と一緒に子育てができることが分かってうれしいという親御さんの声に、私たちも元気をもらい、励みになっています。
一人ではできないことでも、誰かに相談することで、支えてもらえる。そんな温かさを日々感じています。これからも、子どもも大人も地域のみんなが顔見知りになれる居場所を目指していきます。
この活動を今後も続けていくために、安定して活動できる場所の確保と参加者の拡大を検討しています。1人で安心して安全に来てもらえるように、小学校で開催できたら素敵ですね。
小山田小学校区内に住んでいる小学生のいる家庭が対象です。私立や支援学校などに通っている子どもたちも大歓迎です。ぜひ一度、見に来てください。スタッフも絶賛募集中ですので興味のある方はご連絡ください。
問合せ:チャイルドシートの西村さん
【電話】090-7965-7076
問合せ:社会福祉協議会内
【電話】65-0133
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