ヤングケアラーとは、家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている18歳未満の子どもをいいます。
・障がいや病気のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事をしている
・家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしている
・障がいや病気のあるきょうだいの世話や見守りをしている
・目を離せない家族の見守りや声かけなどの気づかいをしている
・日本語が第一言語でない家族や障がいのある家族のために通訳をしている
・家計を支えるために労働をして、障がいや病気のある家族を助けている
・アルコール・薬物・ギャンブル問題を抱える家族に対応している
・がん・難病・精神疾患など慢性的な病気の家族の看病をしている
・障がいや病気のある家族の身の回りの世話をしている
・障がいや病気のある家族の入浴やトイレの介助をしている
ヤングケアラー本人や、その家族にとって、家族の手伝いや手助けをするのは普通の事と思うかもしれません。しかし、学校生活に影響が出たり、こころやからだに不調を感じるほどの重い負荷がかかったりしている場合は、注意が必要です。
まわりの人が気付き、声をかけ、手を差し伸べることで、ヤングケアラーが「自分は一人じゃない」、「だれかに頼ってもいいんだ」と思えるような、「子どもが子どもでいられる街」をみんなでつくっていきましょう。
≪相談窓口≫
・児童相談所相談専用ダイヤル
【電話】0120-189-783
・24時間子どもSOSダイヤル
【電話】0120(0)78310
・子どもの人権110番
【電話】0120-007-110
・こども1ばん課
【電話】93-2500
問い合わせ:こども1ばん課こども支援係
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