5月は「宅地防災月間」です。
宅地災害は、いったん起こると家屋や家財、ときには尊い人命にかかわることにもなりかねません。造成中の急斜面、無理な積み方をした石垣、風化の著しい崖面などは、長雨、大雨などにより思わぬ災害を引き起こすことがあります。
「宅地防災月間」は、大雨が予想される梅雨期を前に、宅地造成工事などによって起こる崖崩れや土砂の流出による災害発生を未然に防ぎ、宅地災害をなくそうという目的で実施しています。
家庭でも宅地災害を未然に防止するため、次のような点について自宅の周辺を点検し、早急に適切な処置をすることが必要です。
・石垣、擁壁などに亀裂などは入っていませんか、また割れ目から地下水がしみ出していませんか
・石垣、擁壁などの水抜き穴からうまく水が流れ出ていますか
・地盤は沈下していませんか
・排水のための溝に泥などがつまっていませんか
なお、点検方法などは、一般財団法人大阪建築防災センターのホームページ「あなたの宅地は大丈夫?(自己診断マニュアル)」を確認してください。リンク先は府建築指導室ホームページ「宅地の防災対策」に掲載しています。
問い合わせ:
・都市環境課美しいまち係
・府審査指導課
【電話】06-6210-9722
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