新年、あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、清々しい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
今年は、いよいよ「大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)」が、ここ大阪で開催されます。河南町としても、これを契機に本町の文化と歴史を体感できる出展や農産物の販売などを通じ、本町の魅力を広く伝えていきたいと思います。
昨年は、魅力発信イベントとして「まるごとKANAN」や「新モビマルシェ」などを開催し、多くの方に町内外からご参加いただいたところです。新モビマルシェにおきましては、万博で活躍する自動運転バスの展示、走行が行われ、多くの皆様に見学いただきました。そして万博が終わった後、この南河内で自動運転バスの実証実験が行われることとなっております。
本町におきましても、引き続き、交通インフラの整備や防災対策の強化、子育て支援等、住みよいまちづくりに力を尽くしてまいります。これらの基盤を整えることが、コロナ禍を乗り越えた今後のまちづくりに欠かせないものと考えております。
さらに、本年から新たに書かない窓口をはじめとした「スマート窓口」をスタートさせます。デジタル技術を活用し、行政サービスをより便利に、より迅速に提供する取組みで、住民の皆様の日常生活の負担軽減につながることを目指してまいります。この施策を通じて、地域のデジタル化を一層推進し、暮らしやすさの向上を図ってまいります。
本年も、町の持続可能なまちづくりと、住民の皆様がより安心して暮らせる環境づくりに力を注ぎ、「住んでよかった」、「これからも住み続けたい」と思える河南町をつくるために、全力を尽くしてまいります。
結びにあたり、本年が皆様にとりまして、幸多き、「巳(み)」のりの多い一年になりますよう祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。
河南町長 森田昌吾
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