町内のお店を紹介し地域の活性化につなげるコーナー どこいこかな〜ん 35

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■尾崎ストロベリーファーム
代表　尾崎誠さん

会社員としてシステムエンジニアをしていた尾崎さん。堺市在住で、農業とは無縁の生活を送られていました。7年前、新聞でたまたま見かけた農業研修に自然とのふれあいを求めて参加。その後、大阪府の第1期いちごアカデミーの受講生に選ばれたことをきっかけに脱サラし、セカンドキャリアとしてイチゴ栽培での新規就農を決意されました。「ハウス設備の新設には多額のお金がかかり、大きな決断でした。」と尾崎さんは振り返ります。昨年には河南町に移住し、自然との暮らしを満喫されています。
河南町は、金剛・葛城山麗のきれいな水が年中流れているため、農業、特にイチゴ栽培に適しているそうです。ハウス内では、章姫(あきひめ)と紅ほっぺの2品種を栽培されています。章姫は酸味が少なく、ジューシーなのが特徴です。柔らかいため輸送には向いておらず、イチゴ狩りでしか味わえません。紅ほっぺは甘味と酸味のバランスが絶妙です。どちらも大きくキラキラしており、赤い宝石のようで、ハウス全体にイチゴのいい香りが漂っています。
田んぼや畑、山々に囲まれた立地にあり、イチゴ狩りをしながら自然を存分に味わえるため、小さい子どもがいる家族連れにも好評だそうです。リピーターも多く、ペット同伴でのイチゴ狩りも歓迎されています。
5月ごろまではイチゴの季節です。イチゴ狩りを中心に、事前予約制の直売もされているので、足を運んでみてはいかがでしょうか。イチゴ栽培にひたむきな、物腰の柔らかい尾崎さんが出迎えてくれます。

◆尾崎ストロベリーファーム
住所：寺田382-1(ぷくぷくドーム北側)
電話番号：【電話】090-9874-4292
直売営業：12月末～5月上旬
イチゴ狩り：1月～5月上旬
※直売・イチゴ狩りともに予約制でInstagram、Mail、電話で受付