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自治体の皆さまへ

消費生活だより第56号

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大阪府河南町

■悪質通販サイトを巡る消費者トラブルにご注意を!
スマートフォンの普及により私たちの暮らしが便利になった一方で、「商品が届かない」「事業者と連絡が取れない」など通信サービスに関する消費者トラブルが、全国の消費生活センターに報告されています。
そこで、第56号では「悪質通販サイトを巡る消費者トラブル」について考えてみましょう。

相談事例:
(1)通販サイトで事業者から指定された個人名義の銀行口座に代金を振り込み、商品を購入した。その後、連絡がないため事業者にメールで発送状況を問い合わせたが、返信はなく商品も届かない…
(2)通販サイトで商品を購入したが、後から偽サイトであることが分かった。商品が届かず、返金もされない…

《ワンポイントアドバイス》
◆商品を購入する前に悪質通販サイトでないかよく確認することが大切です。
悪質通販サイトには次のような特徴が見られます。少しでも怪しいと感じたら注文しないようにしましょう。
・市場では希少なものが入手可能になっている
・通常価格より極端に安い
・サイト内の説明が不自然な日本語になっている
・支払方法が限定されている、振込先の名義が個人名になっている

◆万が一、トラブルに遭った時は、すぐに決済関連事業者に相談することが大切です。
原則、支払ったお金を取り戻すことは非常に困難です。銀行振込で支払った場合や、プリペイド型電子マネーで支払った場合はすぐに振込先の銀行やプリペイドカードの発行会社に事情を伝えるとともに、最寄りの警察に被害を届け出るようにしましょう。また、クレジットカードで支払った場合、クレジットカード会社から対応が得られる場合もあるので、すぐにクレジットカード会社に相談するようにしましょう。

■消費者力をUPしよう
大阪府警のホームページによると、令和6年10月末時点で、大阪府内における還付金詐欺の被害額が14億円を超えたことが報告されています。
そこで12月13日(金)に、消費生活のイメージキャラクターの1人であるダマサイエロー(得意分野:特殊詐欺)が、町内にあるATM前で還付金詐欺に関する手口や対策の説明、啓発品を配布し、ATM利用者の皆さんに注意喚起を行ないました。

《被害にあわないために…》
★ATMで還付金を受け取ることはできません!!
★電話で「お金」の話が出たら、要注意!!
★個人情報は安易に答えない!!

◆70歳以上の人、要注意です!警告画面から誘導される「サポート詐欺」
【手口の紹介】
(1)パソコンでインターネットを利用中、突然「ウイルスに感染している」などの警告画面や警告音が出る。
(2)慌てて電話をかけると、ウイルス除去のための有料サポートやセキュリティソフトの契約を迫られ、「コンビニで3万円分のプリペイド式の電子マネーカードを買ってきて」と指示される。
(3)プリペイドカードを購入後、事業者にプリペイドカード裏側に印字されている番号を伝えるよう言われる。
➡サポート詐欺被害に!!

プリペイドカードの裏側に印字された番号を相手に伝えると、カードのお金を自由に使うことができてしまいます。プリペイドカードの番号は相手に絶対に教えない、パソコンやスマートフォンに表示された連絡先には慌てて電話をしないことが大切です。
警告画面が表示された時や、万が一遠隔操作ソフトをインストールしてしまった場合でも、警告画面の消去や、遠隔操作ソフトのアンインストールを自分ですることができます。
困った時は、すぐに消費生活センターに相談しましょう。

問い合わせ:農林商工観光課商工観光係
【相談窓口】富田林市消費生活センター
【電話】25-1000
富田林市役所2階
※午前9時~正午、午後1時~4時

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