文字サイズ
自治体の皆さまへ

シリーズ子どもの権利No.128

35/45

大阪府泉南市

子ども会議10年を考えるシンポジウム
~子ども参加でつくるまちづくり~
■せんなん子ども会議の10年
7月26日に、泉南市総合福祉センターで「子ども会議10年を考えるシンポジウム」を開催しました。
第1部は、子ども会議の10年を振り返る動画と昨年度の子ども会議のメンバーがつくった「私たちのなんでやねん」動画の2本を見ました。その後、子どもの権利条約総合研究所関西事務所長の浜田進士(はまだしんじ)さんから基調講演をいただきました。浜田さんは、「泉南市の子ども会議10年」という冊子をとりあげ、10年続いた子ども会議の特徴を
・4年生以上であれば誰でも参加できる
・何度でも参加できる
・通年型の開催である
・子どもの権利学習を大切にしている
・コロナ禍でも中止しなかった
・市域を超えてつながっている、
など16点にわたってまとめてくださいました。この特徴を生かし、次の10年に向けて継続していきたいと思います。
第2部のシンポジウムでは、2012年、2015年、2016年、2018年、2022年に子ども委員として過ごした5人に登壇いただきました。1人は社会人になり、3人は大学生、1人は現役の中学生で、それぞれが子ども会議の中で、何を感じて今につながっているのかを話してくれました。語られたのは「いかに子どもの権利が大切であるか」ということでした。「子どもが意見を言ってもいいんだ」「子どもの権利のことを考えている人たちが他の市町村にもいたことに驚いた」「環境が違っていて考え方も違うけど、一緒に活動すると教えられることがたくさんある」「何かを考える時に子どもの権利をもとに考えるようになった」というような発言でした。

▽参加者の声
・自分の子どもの年齢に近い人が子ども会議を経験したことで、しっかりとした考え方を持って今の進路につながっていることはすごいと思います。泉南市の子どもたちが夢・希望をもって大きくなってほしい。
・子ども会議の環境が当たり前になって広がり、この当たり前を知って生きた子どもがおとなになった時には、社会がかわっているのでは?と期待が持てる内容で元気になれました。

問合せ:泉南市子どもの権利に関する条例事務局
人権国際教育課【電話】483-3672【E-mail】jinkenkyouiku@city.sennan.lg.jp
人権推進課【電話】480-2855

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU