2025年新年のごあいさつ

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■泉南市議会議長　堀口和弘
明けましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、輝かしい新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げますとともに、日頃より市議会の活動に対しまして、暖かいご理解とご協力を賜り、心から御礼申し上げます。
昨年、市議会議員選挙が行われ、4人の新選出議員が加わり、新しい体制の中、議会で活発な議論を行ってまいりました。本市を取り巻く環境は、人口減少や少子高齢化、老朽化した公共施設の更新、防災対策など、解決すべき課題が山積しております。また、世界的な物価高騰は市民の生活や地域経済にも影を落とすなど、先行きが不透明な中にあっても、市民の皆さまの生活の安定と安心・安全を第一に、さらなる社会福祉の充実、子育て施策実施など、誰もが夢や希望を持ち、安心して暮らせる社会を築いていくため、政策提言をはじめ、議会の議論を重ね、諸課題の解決に取り組んでまいりました。誰一人取り残されることのない、活力と魅力にあふれ、安全で住みよいまちづくりのため、行政と共に切磋琢磨し、尽力していく所存でございます。
本年4月には、いよいよ大阪・関西万博が開幕となります。国を挙げての事業に、世界から多くの人、企業が集い、新しい文化とつながりが創られることにより、人・モノの交流活性化、企業や地域経済の活性化など、希望溢れる一年になるものと期待しているところです。
本市におきましても、豊かな海や山に囲まれた抜群のロケーションを活かし、「泉南市に来てよかった。泉南市を好きになった。」と思えるようなまちづくりのため、市民の皆さまの貴重なご意見を真摯に受け止め、議員一丸となって取り組んでまいります。
これからもわかりやすい、市民に開かれた議会をめざし、たゆまぬ改革を進めてまいりますので、どうぞ、皆さまの変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年が皆さまにとって健やかな年となりますよう祈念いたしまして、新年のごあいさつといたします。

■泉南市長　山本優真
新年おめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、穏やかで清々しい新春を迎えられましたことを心よりお慶び申し上げます。また、旧年中は、市政の推進にあたり、深いご理解と温かいご支援を賜り厚くお礼申し上げます。昨年は、石川県能登半島を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生し、9月には大雨による河川の氾濫や土砂崩れの被害に見舞われ、安全・防災対策の重要性を痛感した1年でした。
災害は、いつ、どんな状況で発生するか予想ができません。本市では、「総合防災マップ」に加え、防災アプリにより防災情報の発信をしていますので、万一の発生に備えていただきますよう、お願いします。
さて、国では、石破内閣が発足され、「地方こそ成長の主役」として、人口減少対策や地域活性化を図る「地方創生2.0」を主たる政策として掲げられています。日本が直面する未曾有の人口減少に対し、将来にわたって活力ある社会を維持するため、今一度、地域が自主性と責任を持って、おのおのの知恵と情熱を活かし、地域づくりを自ら考え、自ら実践していくことが必要です。「産官学金労言」、すなわち、産業界、行政機関、教育機関、金融機関、労働者の皆さま、報道機関の皆さま、何より「市民の皆さま」、このような地域の関係者の皆さまが知恵を出し合い、地域の可能性を引き出す取り組みがますます重要となってきます。
人口減少によるまちの活力の喪失は、本市においても全庁的に取り組む総合的政策課題であると認識しており、本年は、地方創生に基づく泉南市人口ビジョンおよび地方版総合戦略の改訂を進めるとともに、定住促進を戦略的に展開してまいります。
そして、本年7月1日には市制施行55年の節目を迎え、また大阪・関西万博が開催されます。市民の皆さまに「住み続けたい」と感じてもらえるまちづくり、また、多くの人が「訪れたい」と期待を膨らませるような魅力あるまちづくりを進めてまいります。
結びに、本年も皆さまのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、市民の皆さまのご健康とご多幸を心から祈念申し上げまして新年のあいさつとさせていただきます。