冬の寒い季節、一日の終わりのお風呂が癒やしの時間。ところが、そんな癒やしの時間も一歩間違えれば命の危険につながることも。温度差による血圧変動で起こるヒートショックの理解を深め、対策や予防を心がけましょう。
ヒートショックとは、急激な温度の変化によって血圧が大きく変動するなど、身体に大きな負荷がかかることで起こり、失神、不整脈などの症状が見られます。重症の場合は、死に至ることもあり、持病がない健康な人にもヒートショックは起こります。
■ヒートショックを防ぐ7つのポイント
(1)入浴前に脱衣場と浴室を暖かくしておきましょう。
(2)湯船につかる前に、シャワーやかけ湯で体を温めましょう。
(3)湯船の温度は41℃以下とし、長湯を避けましょう。
(4)入浴前後には、コップ一杯の水分補給をしましょう。
(5)入浴前のアルコール・食後すぐの入浴は控えましょう。
(6)血圧が高いときには、入浴を控えましょう。
(7)家庭内で「見守り体制」をつくりましょう。
問合せ:消防本部警防課
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