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泉大津急性期メディカルセンターが誕生(1)

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大阪府泉大津市

12月に、将来にわたって地域に適切な医療体制を構築する地域医療構想に基づき、泉大津市立病院と府中病院は再編・統合しました。高度急性期・急性期機能を集約し、新たに社会医療法人生長会が指定管理者として管理・運営する「泉大津急性期メディカルセンター」が誕生しました。
泉大津急性期メディカルセンターは、救急医療、がん医療、災害医療の3つの特色を持つ医療施設です。
当院では、ICU(集中治療室)、HCU(高度治療室)、SCU(脳卒中集中治療室)を完備した24時間365日の救急対応を実施します。また、手術支援ロボットや放射線治療機器を用いた先進的ながん治療を提供します。
加えて、新興感染症等への対応として、感染症対応エリア、感染症専用の動線を設け、診察室などを陰圧に保つ設計を採用しています。感染の拡大状況に応じて感染症対応エリアを拡張できるプランニングも行っています。
さらに、建物には免震構造を採用することで、災害時にも対応可能な安全性を確保し、行政と連携して災害医療機能を高め、多くの患者を受け入れる体制を整えることで、市民の皆さんに安心で安全な医療を提供します。

1 救急医療
24時間365日、迅速かつ質の高い救急医療体制を整え、安全かつ効果的な治療を提供します。特に心血管や脳血管疾患の対応を強化し、泉州北部地域の救急医療における中心的な役割を担います。また、ICU(8床)、HCU(12床)、SCU(6床)を完備し、地域の救急医療体制を強化します。

2 がん医療
手術支援ロボットや高精度放射線治療装置を導入し、精密で体への負担が少ない治療を提供します。また、外来化学療法室を完備し、手術、放射線治療、化学療法を組み合わせた集学的治療を行います。生活の質を維持しながら安心して治療を受けられる体制を整え、多職種チームでサポートします。

●南大阪初導入
・定位放射線治療装置サイバーナイフ
・手術支援ロボットダヴィンチ
・高精度放射線治療装置トゥルービーム

3 災害医療
大規模災害時にも機能を維持できる免震構造を採用しています。また、電気・水道・ガスなどのライフラインを72時間確保できるシステムを整備し、災害時の医療提供を継続する体制を構築しています。さらに、事業継続計画(BCP)に基づき、職員への教育や訓練をおこない、地域の命を守る体制を強化します。

◆感染症対策
感染症対応外来を完備するとともに初療室から感染症対応病棟までの動線を、新型コロナウイルス感染症などの新興感染症患者と他の患者で明確に分離しています。
また、感染症拡大時などにおいては、通常時は診察室などに使用しているスペースを感染症対応エリアに拡張することで、感染症対応がより一層強化されます。

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