■池上曽根弥生学習館のみかた(1)
3月1日に池上曽根弥生学習館がリニューアルオープンしました。
池上曽根弥生学習館が立地する池上曽根遺跡は、本市と和泉市にまたがる日本有数の弥生時代の遺跡で、総面積約60万平方メートルのうち、集落の中心部約11.5万平方メートルが史跡に指定されています。当館は、今から23年前の2001年5月、その北エリアに弥生時代を体験する施設として開館しました。
設計は、建築家の吉羽逸郎氏。吉羽氏は大阪府建築部営繕室の出身で、在籍中は遺跡に隣接して立地する府立弥生文化博物館の設計にも携わり、その後、独立してからは和泉市のデザイン公募により池上曽根史跡公園内の池上曽根弥生情報館の設計も手掛けています。
このように池上曽根遺跡に関連する3つの建築が同氏の設計であり、根底には共通する美意識が流れていることが感じられます。
3月20日(祝)には、池上曽根弥生学習館でリニューアルオープンを祝う記念イベント「ふれあいまつり」が開催されます。このイベントを機に、3つの建築を歩いてみるのも、また違った楽しみ方といえます。
問合せ:生涯学習課
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