阪神淡路大震災が発生してから30年が経ちます。甚大な被害を起こした災害を風化させず、家庭の備えを見直してもらうため、市では1月17日を「家族防災会議の日」としています。
今回は、能登半島地震でも問題となった「断水」時の対策をご紹介します。
■防災担当職員オススメ 「断水」時にホントに役立つアイテム3選
○オススメ1 携帯トイレ
断水すると、水洗トイレが使えなくなります。そんな時、「携帯トイレ」が便利です。黒い袋と凝固剤のセットで、洋式便器があればどこでもトイレができます。1人当たり1日のトイレ回数は約5回です。3日分は備えましょう。
○オススメ2 洗濯パック(バッグ)
断水しているときに洗濯機を回す量の水を確保するのは困難です。そこで活躍するのが「洗濯パック」です。パックに洗濯物、水、洗剤を入れてシャカシャカ振るだけです。少ない水でも効率的に洗濯することが可能で、普段は旅行先やアウトドアでも使うことができます。
○オススメ3 ドライシャンプー
断水すると思うように入浴ができません。体の衛生面だけでなく、汚れ・ニオイ・べたつきは精神的なストレスになります。「ドライシャンプー」は、水で髪を洗えなくても、頭の清潔感を保てるアイテムです。軽くて持ち運びやすく、外出先でも役立ちます。
■特別企画 こども防災放送のお知らせ
市内の屋外スピーカー(防災行政無線)から、小学生の声で、災害への備えの大切さを、お伝えします。
この放送は、災害情報を伝える屋外スピーカーの存在を知ってもらい、緊急時に正しく避難していただくためのものです。また、次世代へ防災の大切さを伝えるとともに機器の点検も同時に行います。
皆さんもこの機会に災害発生時の対応について考えてみませんか。
日時:1月10日(金)・17日(金)いずれも午後0時30分
放送区域:市内全域
問合せ:危機管理課
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