文字サイズ
自治体の皆さまへ

《特集》熊取南中学校の生徒会を取材! 自分たちのスクールライフは自分たちで切り拓く(1)

1/35

大阪府熊取町

令和5年度 大阪府中学校生徒会サミット熊取町代表

コロナ禍の影響を長く受けてきましたが、学校行事は少しずつ再開し、学生の活動の機会が増えてきています。
そんな中、限りある学校生活を楽しみたいと願う全校生徒の声を拾い上げてくれるのが生徒会です。
今回は、『よりよいスクールライフをめざす』中学校生徒会の頑張りに注目しました。
(注釈)『大阪府中学校生徒会サミット』とは、府内全市町村の公立・私立中学校の生徒会代表が集まり、意見交流や協議を行う場です。

■2年間、生徒会役員として活躍した2人
「後輩につなぐ」
生徒会役員3年 鈴木心晴さん
全体の意見をまとめることが難しかったですが、『生徒全員が楽しめる活動を行いたい』という気持ちでやってきました。
私たちの経験を後輩につなぎ、みんなが意見を言い合い、お互いを信頼して、個性を認め合うような学校になったらいいなと思います。

「行事を創り上げる達成感」
生徒会役員3年 毛利雅博さん
生徒会の仕事は大変なこともありましたが、仲間と協力すれば乗り越えられ、達成感を感じられました。
ルールの範囲で楽しみながら、規律を守り礼儀正しい生活を送ることで南中学校がより良くなり、もっと明るく楽しい学校になることを願っています。

■生徒会の活躍
熊取南中学校の生徒会には「生徒会長」が存在しません。その理由は、全員のアイデアと意見を尊重するためです。
放課後の教室では、みんなで教壇に集まり、自由に意見を出し合っています。
校内に設置している意見箱「みなポス」には、昨年度に『体育大会で髪型を編み込みにしたい』・『校内でバレンタインのお菓子を渡したい』という意見がありました。
全生徒の願いを叶えたい生徒会は、これらの意見をどうすれば実現できるか話し合い、校長先生にプレゼンテーションを行い、その年限りを条件に見事実現させました。
また、南中文化の日(文化祭)のビッグアートのテーマを決めることのほか、3年生を送る会などの行事の準備も生徒会が主体となって行います。
生徒会役員は立候補制で決めますが、定員を超えた場合は選挙を行います。
立候補者の想いは、『自分が学校を変えたい』・『LGBTQなどを取り巻く問題を解決したい』・『みんなの願いを叶えたい』など様々です。
実際には、勉強と部活を両立させ、生徒会活動に取り組むことは簡単ではありません。
しかし、『スクールライフを良くしたい』という想いの生徒たちは、いきいきとしていて、表情は輝いていました。

■制服のリニューアルを実現させました! 来年度からスタート!
『南中らしさがある』『グリーンのブレザーが新鮮』などの声があったデザインに決まりました。
みんなが快適にスクールライフを送れることも配慮されています。

▽エンブレム
『生徒会通信』を通して、全生徒から募集し決定。

▽ボトムス
男女関係なくスラックス・スカートを選べる!

▽ブレザー
緑色をメインカラーに!

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU