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自治体の皆さまへ

《特集》あなたと図書館の30周年(2)

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大阪府熊取町

■みんなとおすすめ図書館
普段から熊取図書館を利用している皆さんに図書館との思い出とおすすめしたいものを教えてもらいました

●本も人も動く図書館であってほしい
『れもんの会』メンバー おおのともこさん
読書会『れもんの会』ではみんなが同じ本を読み、その内容やテーマについて感想や意見を交換するという活動を行っています。
今回、れもんの会として『おはなし小包』という企画を図書館で実施できたのも、地域の人のためにと動いてくれた司書の皆さんのおかげです。
『おはなし小包』は、封筒の中の本を読み、誰かに想いを届けたいと感じたら、小包に感想を書いて返し、本が想いを乗せて人の手をわたっていく企画です。
自分の意見を論理的に話すということももちろん大事ですが、相手の話を聞いたり気持ちに寄り添ったりする力が育つところが読書の魅力ではないでしょうか。
本も人も動く、そんな図書館だからこそ地域の人に必要とされていると思います。

▽私のおすすめ「おはなし小包」
小包の中の本があなたと誰かの想いを繋ぎます。この本がどこかで誰かを喜ばせてあげますように。

●どんな時でも迎えてくれる場所
図書館歴30年 いしかわいさむさん
「あたまイキイキ音読教室」に参加したり、俳句教室「こぶし」のメンバーとして活動したりと多い時には週2~3回図書館に来ています。
子どもの頃から本が好きだったのですが、時間のできた今はさらに読む機会が増えました。
図書館は天候や季節に左右されず、いつでもゆったりと過ごすことができる場所です。
コーナー展示やイベントの企画など司書の皆さんはいつも工夫されていて、飽きることなく楽しめます。
特にこのジャンルと決めて探すのではなく、図書館の中を散歩しながら見てまわることで新しい出会いがあるのも図書館の良いところだと思います。
こんなにいい施設が町の中にあるのだから、もっとたくさんの人に来て欲しいなと思います。

▽私のおすすめ「窓際の椅子」
朝・昼・夕どの時間帯の良さも味わえる窓際の椅子。大名気分でゆったり過ごせます。

●子どもには本を好きになる環境を
串田ファミリー(舶仁くん・一華ちゃん・千絵美さん)
子どもが生まれたタイミングで熊取町に引っ越してきました。
知り合いをつくりたかったのと自分は本が苦手だったので、子どもには本を好きになってもらいたくて図書館に通い始めました。
はじめのうちは、司書の方にアドバイスをもらいながら子どもの本を選んでいたのですが、そのうち私も本を読むのが好きになっていました。
今では週に2~3回、子どもたちと一緒に図書館を利用しています。熊取図書館は子連れでも入りやすく、いろんなイベントが開催されていていつも楽しく利用することができます。
図書館のおかげで熊取町に引っ越してよかったなと思えました。

▽私のおすすめ「大好きなシリーズ」
千絵美さん『まるまるのひみつシリーズ』
一華ちゃん『こんぶのひみつ』
舶仁くん『サバイバルシリーズ』

●図書館は『第2の家』
安達恵一さん・AOIさん・小川 颯さん
僕たちは、図書館の利用が少ない小学校高学年から高校生に足を運んでもらうためのイベント「エンタメくまとり」でマジックを学び、披露しています。
僕たちが披露するマジックを見て、驚いている皆さんの反応を間近で見られるのはとても楽しくて、技が決まった後の拍手はたまりません。ぜひ見に来ていただきたいです。
イベントの出演だけでなく、本が好きで小さい頃から熊取図書館に通い詰めているので、今は「第2の家」のように感じています。
小さい頃に「絵本の読み聞かせ」をしてもらったのもすごく印象的でした。ずっと通っていると「大きくなったね」と声をかけてくれる人もいて、とても嬉しい気持ちになります。
熊取図書館は地域で僕たちの成長を見守ってくれる温かい場所です。

▽私のおすすめ「マジックの本」
なかなか手に入らない貴重な本もこの図書館に!ぜひ探してみてね。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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