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自治体の皆さまへ

《特集》あなたと図書館の30周年(3)

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大阪府熊取町

■熊取図書館司書 おすすめ本
おすすめの本など私たち司書に気軽にご相談ください!

図書館を題材にした4冊の本をご紹介!
たくさんある本の中からジャンル別におすすめの本をご紹介。読後感はさまざまです。お気に入りの本に出合えますように。

1、ほっこり系小説「お探し物は図書室まで」
著者名:青山美智子
出版社:ポプラ社
人生に悶々としている主人公が、ふと入り込んだ図書室。司書の勧める意外な本と手作りの付録が、主人公を思い込みの穴から救い出す心安らぐ物語。

2、ドキュメンタリー「風をつかまえた少年」
著者名:ウィリアム・カムクワンバ・ブライアン・ミーラー
出版社:文藝春秋
授業料が払えず中学に行けなくなった少年は、図書室に通い続ける。物理の本から得た知識で、廃材から風車を作り発電に成功した。アフリカマラウイの実話。

3、ミステリー「図書館の殺人」
著者名:青崎有吾
出版社:東京創元社
深夜の図書館で起こった殺人事件。被害者は利用者の大学生。警察の依頼を受けた高校生が、論理的な推理で謎を解く。今注目の作家のデビュー作シリーズ。

4、ダークファンタジー「ふしぎな図書館」
著者名:村上春樹
絵:佐々木マキ
出版社:講談社
訪れた図書館で羊男に連れて行かれたのは、真夜中の墓場のような牢屋だった。ぼくは、母の待つ家に無事に帰れるのだろうか。奇妙でスリリングな物語。

■これからの図書館
▽住民とともに育つ図書館 ようやく30年
熊取図書館を設計した鬼頭 梓氏は、平成3年開催の住民向けの「建設懇談会」の中で、「図書館は図書館を建てたら図書館になるのではなく50年、100年かけてその地域の人が育ててその土地の図書館になっていくのです」と語られました。
熊取図書館は、その理念のもと、図書館建設中から現在まで住民の方とともに図書館づくりを行ってきました。
開館して30年、今ではともに開館記念イベントを行うまでに関係性が深まりました。
これからも住民の方とのつながりを大切にしつつ、熊取らしさを失わず、時代に合わせた図書館づくりをしていきます。
図書館は、本を借りることはもちろん、新聞や雑誌を読んだり、調べ物や学習をしたり、イベントに参加したり、人と交流したり…さまざまなことができる場です。
ぜひ、図書館に足を運んで、あなたのお気に入りの「まるまる」を見つけてください。

■開館30周年記念事業 大学連携文化講演会
台湾原住民族と文化観光 ~ルカイのフィールドから~
3月23日(日)午後2時から3時30分
台湾の先住民族ルカイ族について、フィールドワークの経験から文化観光とその問題点について、お話しいただきます。
対象:中学生以上
定員:先着60人
講師:大阪観光大学観光学部 ゆうしょう氏
申込方法:2月6日(木曜日)ホームページは午前0時から、電話は午前10時から申し込み

■開館30周年記念事業
連続講座の様子や熊取町歌を町公式YouTubeで公開中!

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