知ろう学ぼう人権

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■部落差別について考える
ある日突然、「あの人は同和地区出身だから…」「部落出身だから…」と言われ、結婚を反対されたり、内定を取り消されたりした…このような光景を見聞きした、体験したことはありませんか。これは部落差別にあたります。
部落差別(同和問題)とは、日本特有の人権課題であり、特定地域の出身・在住であることを理由とした差別行為のことをいいます。身分制度があった時代には、身分や地位が低いとされた人々が住む地域を邪険にするという風習があったと言われています。この差別意識が封建社会の廃止後も、現代に至るまで残り続けているというのが現状です。
部落差別は、人格や尊厳を傷つけるものであり、決して許されるものではありません。このような問題を解決するために、私たち一人ひとりが他人事としてではなく、自分自身の問題として考え、普段の行動や意識を見つめなおすことが大切です。

■10月は「大阪府部落差別事象に係る調査等の規制等に関する条例」啓発推進月間
大阪府では、部落差別事象の発生を防止し、基本的人権を守るため、部落差別事象を引き起こすおそれのある個人及び土地に関する事項の調査、報告などの行為を規制しています。
部落差別につながるおそれのある調査の依頼をやめ、差別のない人権の尊重された社会を築いていきましょう。

啓発推進月間に関する問合先：大阪府府民文化部人権局人権擁護課人権・同和企画グループ
【電話】06・6210・9282

問合先：協働人権課人権推進担当(1階(4)番窓口)
【電話】939・1059