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藤井寺市の財政のようす ~令和4年度決算の報告~(2)

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大阪府藤井寺市

■令和4年度 特別会計決算

▽国民健康保険特別会計
国民健康保険料や大阪府からの交付金などを主な財源として、医療給付や保健事業などを行っています。
令和4年度末の被保険者数は12,736人で、前年度と比較して640人(4.8%)減少しました。保険給付費は47億9,119万円で、医療技術の高度化や新型コロナウイルス感染症による受診控えからの回復などにより、前年度から1億1,433万円増加しています。

▽後期高齢者医療特別会計
後期高齢者医療制度は、運営主体である大阪府後期高齢者医療広域連合と市で事務分担をしています。
市では後期高齢者医療保険料や市の負担金を主な財源とし、各種申請や届出の受け付け、保険料の徴収などを行っています。
黒字収支となっていますが、これは令和5年度に広域連合へ納付する保険料などです。
令和4年度末被保険者は9,935人で、前年度と比較すると4.2%増加しています。

▽介護保険特別会計
令和4年度末の65歳以上の高齢者は18,047人で、前年度と比較して120人減少している中で、介護サービス需要が高まる75歳以上の後期高齢者は430人増加しています。
市が支払った費用である保険給付費は、56億8,042万円となりました。前年度と比較すると、5,024万円(0.9%)増加しています。保険給付費の財源は、介護保険料が50%、公費(国・府・市)50%となっています。高齢者の皆様一人ひとりが健康の保持増進に努めることで、給付費の増額を抑えられ、保険料の負担が減り、なによりも皆様がいつまでもいきいきと暮らせることにつながります。

■令和4年度 企業会計決算
▽病院事業
令和4年度の入院患者は13,076人、1日当たり患者数は35.8人、病床利用率は36.6%でした。
また、外来患者数は42,885人で、1日当たり患者数は146.4人でした。
今年度につきましても、引き続き新型コロナウイルス感染症に対応しながら病院運営を行いました。

▽公共下水道事業
令和4年度は令和3年度と比較して、下水道普及率は0.8%増加の84.3%、年間有収水量は28,286立方メートル減の4,814,746立方メートルでした。
建設改良事業では、下水道の新規整備や、下水道ストックマネジメント計画に基づく雨水ポンプ場の改築更新を行いました。
今後も引き続き未普及地域の解消と、雨水ポンプ場の改築更新に取り組んでいきます。

(※1)収益的収支…通常の経営活動に伴う収支で、サービス提供に対する料金などの収入と、施設を維持管理する費用や人件費、借入金の支払利息などの支出
(※2)資本的収支…施設や設備の整備などに伴う収支で、国からの借入金や負担金などの収入と、工事費や機器などの購入費、借入金の元金償還金などの支出

問合先:行財政管理課財政担当(5階(53)番窓口)
【電話】939・1014

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