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園芸はじめの1歩!ー3年かけて理想の庭づくりへー

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大阪府藤井寺市

写真・文:富山 昌克

今年度はお庭の前景部分を彩る花を季節ごとに紹介します。手軽に入手できて、誰でも簡単に咲かせられる超スタンダードな園芸植物の栽培法をマスターしましょう。

【お庭づくりの極意】
配置ポイントは、全体の8割に花木や宿根草・多年草などを、2割に季節ごとに楽しめる一年草を植え込めば、リーズナブルにお庭を維持できます。一年草をタネから育てたり、挿し芽・挿し木で増やした苗をお友達と交換すれば、さらに維持費を減らすことができます。
季節によって変化していく様子を楽しむことがお庭づくりの醍醐味です。

No.2 ニチニチソウ
ピンク・赤・白などカラーバリエーションが豊富で小ぶりのかわいい花を咲かせるニチニチソウ。初夏から晩秋まで毎日、次々に開花していくので、「日々草」といいます。
高温多湿に強く、長期間咲き続けるため、初心者でも育てやすい品種です。
南向きの軒下、ベランダで栽培すると、市内では越冬できることもあります。
開花期間:5月~11月
水やり:用土の表面が乾いたら水やり
置き場所:日当たりと風通しのよい場所

■お庭づくりのポイント
ニチニチソウはお庭の前景に配置するか、コンテナに植えた場合は、寄せ鉢状に飾るとかわいく見えます。

■鉢増し手順
1 鉢底石を敷く。
2 根鉢(根と土の塊)を崩さず、2回り大きな鉢に鉢増し、園芸培養土を隙間に注ぎ込む。
3 緩効性化成肥料を鉢サイズに応じた適量施す。
point1 土量は多ければ多いほどよく育ちます。プランターなら株間は30cmに!
point2 台所用洗剤を1000倍に希釈して散布すれば、アブラムシなどの小さな害虫は殺虫できる!
point3 散った花びらを放置すると病気の原因になるため、梅雨や秋の長雨時には、こまめに取り除こう!

■栽培管理のポイント
土質を選ばず、日光を好み、高温と乾燥に強い丈夫な植物なので、夏の花壇には欠かせない存在です。ただし、高濃度の肥料を施すと根が傷みやすいので、1回に大量の肥料を施さないようにします。過湿や蒸れには弱いので、水を与えすぎないことが、上手に育てるコツです。

次回は9月号予定 チューリップの栽培方法
市公式YouTubeチャンネルでは、トミー先生とのコラボ動画配信中!市内の素敵なお庭をトミー先生が訪問!?
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