写真・文:富山 昌克
No.5 園芸写真優秀作品が決定!
5月から約半年間、園芸写真を募集しました。たくさんの応募ありがとうございました。今回はトミー先生が選んだ最優秀賞1点と、優秀賞2点の写真を紹介します。
■最優秀賞
出逢いのネジ花/てるてる坊主さん
▽ご本人コメント
猫のひたい程の芝生の庭に、いつの間にかネジ花が根付いた。花が咲き終わるまで、芝生は伸び放題です。
▽トミー先生からの講評
送粉者(花粉を運ぶ者)であるキムネクマバチとヒメアカタテハの訪花行動がわかるベストショットですね。ネジバナの個体寿命は短いと考えられています。新しくできた裸地に種子が舞い降りて生育し、短期間で世代更新を続けるようなので、この庭の様相は永遠のものではなく、いまだけの素晴らしい景色だと思います。大変貴重な記録でもあります。ネジバナの花が咲き終わるまでではなく、果実が裂開するまでは、芝生が伸び放題になってしまいますね。
■優秀賞
玄関の花達/reikomamaさん
▽ご本人コメント
3年前から園芸を始めました。薔薇(ばら)が好きで薔薇に合う花達を工夫してます。今年は猛暑で大変ですが毎日花達に言葉をかけるのが楽しくてホッとする時間です。
▽トミー先生からの講評
園芸を始めて3年目ということですが、栽培がお上手です。ジニア、センニチコウ、ミニバラ、ペチュニア、ニチニチソウ、多肉植物など、多彩です。右奥に見えるアーチのつるバラが開花しているときも豪華なんでしょうね。コンテナをうまく立体的に飾っていらっしゃいますから、素敵な玄関アプローチに見えます。
■優秀賞
ヘタからパイナップルができました/みなづきさん
▽ご本人コメント
スーパーで買ったパイナップルを食べた後、ヘタを植木鉢に置いておいたら、年数は掛かりましたが、スクスクと育って、パイナップルができました!食べられるかな!?
▽トミー先生からの講評
パイナップルのヘタを植えることを、園芸用語で「冠芽挿し」といいます。さらに冬越しが難しいパイナップルをおそらく3~5年栽培されて、やっとパイナップルができたようですね。これは本当に「園芸の達人」さんといえますよ。素晴らしいです。
■優秀作品受賞者へトミー先生から素敵なプレゼントが贈られます!引換方法など、詳しくはホームページをご確認ください。
▽その他のすべての応募作品へもトミー先生から講評をいただきました。市ホームページで紹介しています。是非ご確認ください!
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