■令和6年の年頭に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は、市政運営に深いご理解とご協力を賜り、心より御礼を申し上げます。
令和5年4月に行われました市長選挙におきまして、多くの市民の方からご信任をいただき、2期目の市政運営をスタートさせていただきました。今後も着実に市政を前進させてまいりますので、よろしくお願いいたします。
さて、新型コロナウイルスが5類に移行し、日常が戻りつつある一方、物価高騰や原油高により、市民生活に多大な影響が出ております。こうした状況を受け、本市におきましても、買って応援ふじいでらや小・中学校給食費の無償化などの事業に取り組んでまいりました。
令和6年4月から、今後8年間の市政運営の指針である総合計画が新しくなります。計画の策定にあたっては、将来のまちづくりについてのワークショップなどを通じて、たくさんの市民の皆様にご参加いただきました。
この計画をもとにして、引き続き社会情勢の変化に対応しながら、市民の皆様をはじめ、事業者の皆様や企業・団体の皆様と一緒に課題を解決し、市民サービスの向上を目指してまいります。
また、来年開幕の大阪・関西万博を契機とし、世界遺産や歴史資産などの魅力を最大限アピールするとともに、市民まつりをはじめとする様々なイベントを通じて感じた、市民の皆様の熱い藤井寺愛・すなわち“藤魂(とうこん)”を合言葉にして、藤井寺のにぎわいと新しい未来を共創できるよう、全力を尽くしてまいります。
結びに、今年一年が皆様にとりまして、実りある一年となりますことを心からご祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
市長 岡田 一樹
■市民の皆様には、清々しい新年をお迎えになられたことと、心からお慶び申し上げます。
また、日頃から本市議会に対しまして温かいご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
令和5年を振り返りますと、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、パレスチナガザ地区での戦闘、米中の対立など世界情勢が非常に不安定な1年でした。
また、我が国に目を向けますと、光熱水費や食料品などの大幅な物価高騰が続き、市民生活や地域経済が大変厳しい状況におかれています。
このような中、5月には新型コロナウイルスの感染症法上の分類が季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行され、日常生活は少しずつ平常を取り戻してきており、本市でも、文化やスポーツなどを通じた交流事業やイベントが多く開催され、活気が戻りつつあります。
本市議会でも市民の皆様に活気と希望に満ちた生活が実現するよう、全力で議会運営に取り組んでまいる所存ですので、なお一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年が皆様方にとって、元気で希望にあふれた素晴らしい年になりますよう祈念しまして、新年のご挨拶といたします。
藤井寺市議会
<この記事についてアンケートにご協力ください。>