■消防広域化決定までの経緯
消防広域化とは、二つ以上の市町村が消防事務を共同で処理することです。
近年の多様化・大規模化する災害や事故に迅速かつ的確に対応していくため、柏原市・羽曳野市・藤井寺市・富田林市・河内長野市・太子町・河南町・千早赤阪村の8市町村で2年近くの協議を経て、広域化後の消防の円滑な運営を確保するための大阪南広域消防運営計画を令和5年8月に策定しました。
そして、ついに8市町村を管轄する新たな消防本部がスタートします。
■何が変わるの?
▽消防組合の名称が変わる(令和6年1月1日から)
消防組合名称が「大阪南消防組合」となりました。
▽消防本部の名称が変わる(令和6年4月1日から)
消防本部名称が「大阪南消防局」となります。
※消防本部の場所は、現在の柏原羽曳野藤井寺消防組合消防本部の位置と変わりません。
▽管轄エリアが変わる(令和6年4月1日から)
これまでの柏原市・羽曳野市・藤井寺市の3市に加え富田林市・河内長野市・太子町・河南町・千早赤阪村の8市町村を管轄する消防本部となります。
▽消防指令センターが統合(令和6年2月12日から)
3つの消防本部の指令センターを統合し、現在の柏原羽曳野藤井寺消防組合消防本部の建物内に、新たに高機能指令センターが整備されます。
・皆さんからの119番通報がつながる先は、変わりません。
・各種届出の提出先は変わりません。
消防訓練の届出や工事などに関する届出は、近隣の消防署で受付します。
■消防広域化のメリットは?
▽現場到着時間の短縮
旧来の管轄区域を超えて、より現場に一番近い消防署が駆けつけるため、早く到着することができます。
▽災害発生時の対応力の強化
組織が大きくなることから、大規模災害・多数傷病者事故などへの対応力が強化されます。
▽現場活動人員の増強
業務が効率化され、より多くの人員を現場に動員することができます。
▽消防財政の効率化
スケールメリットにより、行財政運営の効率化、経費の抑制が図れます。
消防広域化で、より迅速に災害への対応が期待されます。
これからも、市民の皆さんの安全を全力で確保していきますのでよろしくお願いします。
問合先:柏原羽曳野藤井寺消防組合消防本部総務課
【電話】958・9925
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