■市民の皆様との共創~人と歴史が活きる未来へ~
元日に発生した令和6年能登半島地震により、犠牲となられた方々に心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げ、本市でも、復興に向けた支援に協力してまいります。
一昨年より続く、原油高、そして原材料費のコスト高は収まる気配を見せず、現在もエネルギー価格や物価の高騰など、市民生活に大きな影響を与えております。令和6年度も、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を効果的に活用し、市民生活を支えてまいります。あわせて、今後、実施される所得税及び個人住民税の定額減税やそれに伴う調整給付の支給に対しては、円滑かつ迅速に対応してまいります。
令和6年度より、今後8年間の市政運営の指針である第六次藤井寺市総合計画がスタートいたします。この計画では、本市の将来像として掲げる「~人と歴史が活きる未来へ~笑顔と活気に満ちた快適なまちふじいでら」を実現するため、世界遺産古市古墳群、国宝など貴重な歴史資産を有する神社仏閣、落ち着きのある良質な住宅都市を本市の特徴として捉え、その特色を活かせるまちづくりを、各種施策を通じ総合的に推進してまいります。また、SDGsの理念を取り入れることで、「誰一人取り残さない」社会の実現と持続可能な市政運営を目指します。
そして、市民の皆様と共創の理念のもと、直面する課題解決に取り組み、市民福祉の増進と市民サービスの向上を目指してまいります。
また、4月の組織機構改革により、総合的な事業推進力の強化や子ども分野の組織体制の見直し、市民病院廃院後の対応、組織統廃合による業務効率化などを主眼として組織機構の見直しを実施いたします。
私は、市民まつりをはじめとする様々なイベントやまちづくりへの取組などを通じて、市民、事業者の皆様の熱い藤井寺市への愛情を感じており、この皆様の藤井寺市への想いを「藤魂(とうこん)」と名付けています。皆様と「藤魂」を共有し、今後の藤井寺市のにぎわいと新しい未来を共創できるよう、全力を尽くしてまいります。
市政運営方針(全文)は、こちら
本紙を参照ください
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