■6月は就職差別撤廃月間です
「しない させない就職差別」〜働くのは私!私自身を見てください〜
就職の面接で、こんなことを聞いた、あるいは聞かれたことはありませんか。「あなたのお父さんやお母さんの出身地はどこですか。家族の職業を言ってください。」「お父さん(お母さん)がいないようですが、どうされたのですか。」「尊敬する人物を言ってください。」
本人や家族の出身地や職業などが、面接を受ける人の就職に関係あるのでしょうか。面接でこのような質問をすることは、本人に責任のない事項や本来自由であるべき事項で応募者を判断することになり、就職差別につながる恐れがあります。
採用選考では、次の2点を基本的な考え方として実施することが大切です。
・応募者の基本的人権を尊重する。
・その人の資質や長所を見いだすために応募者のもつ適正や能力を基準とする。
また個人情報保護の観点から、応募者より提出された履歴書などの取り扱いに当たっては、個人の権利を侵害しないようにしなければなりません。
大阪府では6月を「就職差別撤廃月間」と定め、様々な啓発事業を行っています。応募者の基本的人権を尊重し、就職の機会均等を保障することの大切さについて、皆さんのご理解をお願いします。
【就職差別110番事業】
○月間の期間に電話による相談を受付けます。
期間:6月1日(土)~30日(日) ※土・日曜日除く
時間:9時30分~17時30分
【電話】06・6210・9518
○メールによる相談も受け付けています。
【E-mail】koseisaiyo@gbox.pref.osaka.lg.jp
問合先:大阪府商工労働部雇用推進室
【電話】06・6210・9518
問合先:協働人権課人権推進担当(1階(4)番窓口)
【電話】939・1059
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