~地球温暖化対策で暮らしを守ろう~
■「ゼロカーボン」って?
二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量を実質ゼロ(※1)にすることをいいます。温室効果ガスにはいくつか種類があり、日本で排出されるものの中で最も多いのが二酸化炭素です。電気をつくったり、自動車や飛行機を動かしたり、ごみを燃やしたり、私たちの生活に関わるところでたくさん発生しています。
市では、令和5年6月20日にゼロカーボンシティ宣言を行い、令和32(2050)年までに「ゼロカーボン」の達成、つまり、市域から排出される二酸化炭素を実質ゼロにすることを目指しています。
■なぜ「ゼロカーボン」を達成しなければならないの?
温室効果ガスには、地球の表面に熱を溜め、地球上の生物にとって生活しやすい温度に保つ効果があります。しかし、増えすぎると大気中に吸収される熱の量も増え、気温を上昇させてしまいます。これが、「地球温暖化」の仕組みです。
温室効果ガスの削減が進まなかった場合、地球の平均気温は令和82(2100)年には最大で5.7℃も上昇すると予想されています(※2)。
他にも、集中豪雨や猛烈な台風の増加、猛暑による熱中症の搬送者増加、作物の品質悪化や不作、海産物の不漁による食料不足などの影響も予想されています。これらをストップさせるためには、令和32(2050)年までに「ゼロカーボン」を達成することが必要です。
出典:全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイトより
■「ゼロカーボン」を目指して
市では、市民・事業者・行政が一体となって地球温暖化対策に取組むべく、「地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」の策定を進めています。
市から排出される温室効果ガスは、家庭から排出されるものが最も多いため、市民の皆さんの協力は必要不可欠です。みんなでゼロカーボン達成を目指しましょう!
温室効果ガスの部門別排出割合(令和2年度)
(※1)二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量から、森林などによる温室効果ガスの吸収量をさし引くことで、合計を実質的にゼロにすること
(※2)産業革命前との比較
■できることからはじめよう
・冷蔵庫にものを詰め込みすぎない
・使い捨てプラスチック製品の使用を控える
・家電の主電源をこまめに消す・コンセント抜く
・近くへ出かけるときは、なるべく自転車や徒歩で
・買い物はマイバッグを持って
・炊飯器やポットの保温を止める
・食材は地元産や旬のものを購入する
・エアコンは、夏は28℃冬は19℃に
・太陽光発電システム、再生可能エネルギー機器導入の検討を
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