■健康食品で体調不良。医師などに相談しよう。
▽事例
友人に勧められて健康食品を購入し、数日食べたところ腹痛と下痢を繰り返した。かかりつけ医に相談すると健康食品が体に合っていないのではないかと言われ、食べるのをやめると腹痛も下痢も治まった。販売店に問い合わせると、「下痢を起こすような材料は入っていない。悪いものが身体から出ただけ。」と言う。
▽アドバイス
健康の維持・増進の基本は、「栄養バランスのとれた食事、適度な運動、十分な休養」です。健康食品を利用する前に、今の自分にとって本当に必要かをよく考えましょう。健康食品は錠剤やカプセルタイプのものもありますが、医薬品ではなくあくまでも補助的な食品です。複数利用したり、医薬的な効果を期待して利用したりしないようにしましょう。基礎疾患がある場合には、健康食品と医薬品を併用することで、医薬品の効きが悪くなったり、副作用を起こしやすくなったりすることもあります。自己判断で医薬品と併用することは避け、不調を感じたら必ず医師や薬剤師などに相談しましょう。「好転反応」と一般的に呼ばれる現象、つまり体調が改善する過程で不調の症状が現れたり、体調が悪化したりする現象は、科学的には存在しないとされています。健康食品が身体に合っておらず、体調に異変を感じたらすぐに使用を中止しましょう。健康食品が自分に合っているかは利用してみなければわかりません。利用する際は、日々の体調の変化等をメモしておくと、自分に合っているのか、効果が出ているのかを判断するのに役立ちます。
■藤井寺市消費生活センターにご相談ください!
日時:月~金曜日(祝日除く) 10:00~12:00、12:45~16:00 ※受け付けは15:30まで
場所:藤井寺市消費生活センター(市役所1階(5)番窓口)
【電話】939・1320
相談方法:電話又は来所(予約不要)
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