大阪・関西万博が令和7年ついに幕を開けます!150以上の国・地域が集う一大イベント!このコーナーでは約1年間、2025年日本国際博覧会協会の西本敬一さんから万博の魅力を語っていただきます。
2025年日本国際博覧会協会の西本敬一と申します。いよいよ令和7年4月に大阪・関西万博が開幕します。その魅力をより多くの方々に感じてもらうべく、今月号から連載をはじめます。第1回は「万博とは何か?」について3点紹介します。
■第1回 万博とは何か?
▽公衆の教育
1点目は「公衆の教育」です。国際博覧会条約第1条には、万博の定義として「公衆の教育を主たる目的とする催し」と書かれています。堅苦しい表現ですが、世界と未来を「学ぶ」人類最大のイベントと言い換えても良いでしょう。教育関係の方々にも万博を活用いただけるとありがたいです。
▽時代を映す鏡
2点目は「時代を映す鏡」です。170年の歴史を誇る万博は、常にその時代を反映してきたイベントといえます。万博は未来のイベントと思われがちですが、実は「世界の今を知り、未来を考え想像する場」が万博です。
大阪・関西万博には既に161の国・地域が参加を表明済みで、昭和45(1970)年に開催された大阪万博の2倍を超えています。これほどの規模で世界の今をリアルに知ることができる場は、万博以外には存在しません。
▽世界の人々が一堂に会する場
3点目は「世界の人々が一堂に会する場」です。共通テーマのもと、約6か月間、世界の人々が同じ場所にリアルに集う比類なきイベントです。海外各国のパビリオンやナショナルデーなど、世界の人々と対話・交流できる一生に一度の機会です。平成17(2005)年に開催された愛・地球博では、多くのリピーターの方々が世界の人々との対話と交流を楽しみました。
▽西本敬一
平成12年ハノーバー万博日本館で総合プロデュース業務に従事。大規模万博(ハノーバー、愛知、上海、ミラノ、ドバイ)を視察調査。ドバイ万博では現地調査を通じて全192パビリオンを分析。令和4年8月~日本貿易振興機構(JETRO)から2025年日本国際博覧会協会に出向。
問合先:日本国際博覧会協会総合コンタクトセンター
【電話】0570・200・066
■⼤阪の⼦どもたちを万博会場へご招待!
特設サイトを7月1日(月)から開設し、随時情報を更新していきます。ぜひご確認ください。
申請開始時期:9月13日(金)から
問合先:大阪府万博子ども招待コールセンター
【電話】06・7526・3090
※コールセンターは7月8日(月)から開設
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