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2025年巳年のスタートです。
母子手帳の乳幼児の成長曲線についての豆知識をお伝えします。
こんにちは。2025年の干支は巳年です。巳年の「巳」は胎児の形から派生した文字で、「生まれてくる」「子孫繁栄」などの意味や蛇が脱皮して強く成長するイメージから「再生と変化」という意味合いもあり、成長や変革の年といわれています。巳年に新しく家族を迎えられるご家族や子どもたちが新しいことに挑戦し、成長する年を迎えられるための良い年になるのではと思います。ご家族、子どもたちがどんなことに興味を持っているのか、どんな目標を持っているのか、新しい年を迎えご家族、子どもたちと一緒に考えてみるのも楽しいですね。
成長ということで、母子手帳の中にもある赤ちゃんの成長曲線グラフについてお話します。
成長曲線とは、子どもの成長推移の目安を表した曲線です。子どもの身長や体重が年齢に応じてどのように増えていくのかを男女別に示しています。正式名称を「乳幼児発育曲線」といい、厚生労働省によって10年ごとに集められた、全国の乳幼児の身長や体重などの情報をもとに作られています。現在、母子手帳に掲載されている成長曲線のデータは平成22年度のものになります。令和5年乳幼児身体発育調査が実施され、令和6年10月に公表されました。また、今後、母子手帳にも新しいデータの成長曲線が掲載される予定です。
成長曲線のグラフにはパーセンタイルという指標で曲線がひかれています。パーセンタイルとは、データ全体の個数を100とした場合に、小さいほうから数えて何番目の順位であるのかということを表した指標です。50パーセンタイルの曲線のデータはちょうど真ん中の値を表しています。
もともと大きく生まれた赤ちゃんや小さく生まれた赤ちゃんは、最初は成長曲線の帯の外に出てしまうことがあります。その場合も、数年後には徐々に成長曲線の枠の中に収まることが多いでしょう。
赤ちゃんのことについて(体重増加、母乳について、遊びなど)、藤井寺市こども家庭センターでは、助産師が相談に応じます。赤ちゃんの身長、体重測定もできます。
ここにこアドバイス(助産師相談)
本紙を参照ください
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