大阪・関西万博が令和7年ついに幕を開けます!150以上の国・地域が集う一大イベント!このコーナーでは2025年日本国際博覧会協会の西本敬一さんから万博の魅力を語っていただきます。
■第7回 ユニークな万博建築を巡る楽しみ
ユニークな建築を巡るのも、万博の楽しみの一つです。最大の目玉は、世界最大級の木造建築物である大屋根リング。1周約2kmの巨大リングは、会場内のメイン通路であり、大屋根の上にも登れます。リングの上からは、世界中のパビリオンをまるで地球儀を見るかのように眺めることができます。特に、各国が独自に建てるタイプAと呼ばれる海外パビリオンは、日本では、1970年大阪万博以来、55年ぶりに観覧できます。
若手建築家にもチャレンジの場を提供しています。1970年大阪万博では、当時30歳代の黒川紀章さんや磯崎新さんが万博に参加し、その後の活躍のきっかけとなりました。今回は20人もの若手建築家の方々が、トイレやステージなど、20カ所の施設の設計にチャレンジしています。
■西本敬一
平成12年ハノーバー万博日本館で総合プロデュース業務に従事。大規模万博(ハノーバー、愛知、上海、ミラノ、ドバイ)を視察調査。ドバイ万博では現地調査を通じて全192パビリオンを分析。令和4年8月~日本貿易振興機構(JETRO)から2025年日本国際博覧会協会に出向。
問合先:日本国際博覧会協会総合コンタクトセンター
【電話】0570・200・066
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