■災害時のネットリテラシー
令和6年1月1日に能登半島地震が発生しました。被害は甚大で、1年が経過した今でも復旧活動は続いています。そのような混乱した状況である地震発生後にSNS上で様々な偽・誤情報が流布されました。
▽実際にあったSNSでのデマ
・二次元コードを添付して寄付金・募金等を求める投稿
・公的機関による支援や施設利用に関する不確かな情報
・被災住宅について、不要なはずの住宅改修工事を勧める投稿
・不審者・不審車両への注意を促す不確実な投稿
・過去の別場面に酷似した画像を添付して被害状況を報告する投稿
・存在しない住所が記載されるなど、不確かな救助を呼びかける投稿
(出典…総務省)
大きな災害時は偽・誤情報が拡散されやすく、こういった投稿は被災者をさらに不安にさせます。また、救助や支援の妨げを引き起こすなど、二次被害につながる可能性があります。
災害時に適切な支援が被災者や被災地へ行き届くために、SNSなどの情報の真偽を確認することが必要です。情報の正確性が判断できない場合には安易に情報を投稿・拡散しないことが大切です。
▽デマに惑わされないためのチェックポイント
・情報源はいつ発信されたものか、信用できるものか
・発信者はその分野の専門家であるか
・その情報は他者や他の媒体ではどう言われているのか
・その画像は本物か
問合先:協働人権課人権推進担当(1階(4)番窓口)
【電話】939・1059
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