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自治体の皆さまへ

知ろう学ぼう人権

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大阪府藤井寺市

■私たちが闘うのは「人」ではなく「ウイルス」です
感染症流行時に様々な人権問題が起こることを知っていますか。その多くは感染症に対する知識や理解の不足から発生しています。この問題については、正しい知識を持ち、関心と理解を深めていくことが必要です。

▽感染症から見る人権問題
感染症流行時には、病気に対する恐怖から感染者やその家族、医療従事者等が偏見や差別的な目を向けられることがあります。
また、ワクチンの接種が始まると、ワクチン接種を受けない人たちに対して「ワクチンハラスメント」という問題が起こることもあります。ワクチン接種は本人の意思に基づくものであり、他の人に強制されることではありません。しかし、未知のウイルスに対する不安や恐怖からワクチン接種の有無によって、職場や学校などでの不当な扱いを受ける問題が起きています。

▽ワクチンハラスメントの例
・「ワクチンを接種しないといけない」と同調・強要する。
・未接種者であることを周囲に広める。
・接種しない理由をしつこく聞く。
・接種しないことを理由に会社を解雇・出勤停止を命令する。

▽心ない言葉をかける前に
ワクチン接種は感染症予防効果と副作用のリスクの双方を理解した上で受けないと判断する人や、受けたくても体質や病気など様々な理由で受けることができない人がいます。
またマスクの着用の有無などに関しても同じことが言えます。そのため心ない言葉をかけたりするのではなく「考えや事情があるのかも」と想像力を働かせて行動することが大切です。

問合先:協働人権課人権推進担当(1階(4)番窓口)
【電話】939・1059

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