■兄弟都市提携から50周年を迎える豊中市と沖縄市。
このコラムでは、沖縄市の魅力を計3回にわたり紹介します。
●ピースフルラブ・ロックフェスティバル
戦後、嘉手納基地が建設され、沖縄市ではアメリカなど海外の文化と沖縄独自の文化が混ざり合った「ちゃんぷるー文化」と呼ばれる独特な文化が育まれてきました。ロックやエイサー、沖縄民謡など音楽・民俗芸能が盛んなまちです。中心市街地・コザには多くのライブハウスが点在し、“音楽のまち沖縄市”を象徴する大きなエレキギターのモニュメントが設置されています。1960年代にロックが流行し、沖縄出身のミュージシャンによる数々の有名バンドを輩出。1983年には愛と平和を掲げる「ピースフルラブ・ロックフェスティバル」がスタートし、今では沖縄を代表するロックイベントとなっています。
豊中まつりをリニューアルした1997年以降、市民が運営の中心を担い、兄弟都市・沖縄市をテーマに取り入れたことから、両市市民の文化交流が深まっていきます。1999年から2022年にかけて「ピースフル」への出場権1枠が設けられ、そのオーディションを豊中まつりで開催。今年7月に開催された第39回の「ピースフル」には豊中市出身のRABIが出場し、沖縄のバンドと共に熱いライブを繰り広げました。
○Next column
次回は沖縄の夏の風物詩、「沖縄全島エイサーまつり」について紹介します。
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