■出会えば兄弟(いちゃりばちょーでー)~友好の絆を次世代へ~
豊中市と沖縄市が兄弟都市提携50周年を迎えたことを記念し、今年、両市で多くの交流を行いました。その様子を写真と共に振り返ります。
■8月 August
○沖縄全島エイサーまつり
豊中市から豊中エイサー豊優会が出演し、勇壮に演舞しました(沖縄市コザ運動公園陸上競技場)
■10月 October
○豊中まつり
今年の豊中まつりは、兄弟都市提携50周年を記念し、阪急豊中駅前で前夜祭を開催。本祭初日のオープニングでは、沖縄市の中の町青年会が沖縄の伝統芸能「エイサー」を踊りながら練り歩く「道じゅねー」を披露。阪急曽根駅前から豊島公園まで練り歩きました。会場では、両市のアーティストや学生たちがステージを盛り上げ、大いににぎわいました。
○綾庭の宴‐AYAMIYA‐
沖縄市を拠点に活動するマルチエンターテインメントグループ「なかのまちヤカラーズ」が豊中市(文化芸術センター)で出張公演を行いました。「綾庭の宴‐AYAMIYA‐」は、琉球王朝時代から受け継がれてきたさまざまな沖縄芸能を織り交ぜた舞台です。ゲストとして豊中エイサー豊優会や桜塚高等学校軽音学部も出演し、この日だけの特別な演出で多くの観客を魅了しました。
■11月 November
○平和学習プロジェクト 沖縄スタディーツアー
6月から約5カ月間、両市の高校生がオンラインや対面による平和交流を行いました。豊中市から市内在住・在学の高校生6人が参加し、沖縄戦や大阪大空襲など調査テーマを決め、高校生ならではの視点で学習を進めました。11月2日~4日の沖縄スタディーツアーでは調査学習の成果を発表し、両市の高校生が平和交流を深める貴重な機会となりました。
○兄弟都市提携50周年 記念式典
今から50年前の昭和49年(1974)11月3日に、豊中市と沖縄市は「兄弟都市宣言」に調印しました。その同じ日に、記念式典を千里阪急ホテルで執り行い、両市市民や関係者など約170人が参加しました。第一中学校吹奏楽部による演奏から始まり、「沖縄市ってどんなまち?作文コンクール」に応募した小学5年生143人から選ばれた入賞者3人を表彰。今後の末永い交流を願う「豊中市・沖縄市兄弟都市提携50周年共同宣言」を行い、締めくくりました。
■その他には、こんなことも
・大阪モノレールの特別列車「泡盛列車」を運行し、両市の地酒や三線の演奏などで乗客をもてなしました
・市内の小学生が沖縄市を訪れ、バスケットボールや野球の親善試合を行い交流を深めました
○50年の節目を経て、新たな一歩を進み出しました。両市の交流は次世代へと続いていきます。
問い合わせ:魅力文化創造課
【電話】6858-3201
<この記事についてアンケートにご協力ください。>