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健康(2)

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大阪府貝塚市

■その症状はうつ病かもしれません
うつ病は、決してまれな病気ではなく、誰でもかかる可能性があります。また日常生活に困難が生じます。しかし、多くは薬物療法で改善します。
どのようなかたが困っているのかを年齢層・傾向を見ますと
(1)児童では小児うつ病をはじめとして、この年代でも薬物治療を要する精神疾患が存在します
(2)思春期は不登校や「ひきこもり」、あるいは拒食・過食など行動を伴ったものもみられます
(3)中高年では、失業・多額な負債など経済的な問題。出社拒否やアルコール依存などが挙げられます。また、定年後の孤独感から初老期うつ病あるいは更年期うつ病と診断されることもあります
(4)一般にうつ病は女性に多いとされ、周産期、出産後の抑うつ状態になりやすく、育児不安も挙げられます。また、更年期うつ病があります
(5)高齢者では喪失体験、慢性疾患罹患、身体的衰え、社会的孤立、経済的不安などが挙げられます
(6)離婚、死別、その他の喪失体験、トラウマ体験後などにも起こります。
なんとなく寂しくなって涙もろくなる、興味関心がわかない、疲れやすい、気力が出なくなっている状態が長く続く時はかかりつけ医や精神科医療機関にご相談ください。

問合せ先:貝塚市医師会
【電話】072-423-4130

■命の入口 口と身体の健康
貝塚市歯科医師会

私が学生の時、ある先生に「口は命の入口なのだよ」と言われました。その時は意味がわからず、色々な書物を調べました。
それから40年近くの月日が流れ、患者さんを診ていて「命の入口」という意味がわかり、自分のしていることの大切さを実感して身の引き締まる思いです。
以前、噛むことや唾液の役割の大切さをこの場で書きました。歯や歯周組織が健康で、きちんと噛むことができ、唾液が正常に分泌するようにケアするのは我々歯科治療スタッフの役割です。それは「命の入口」を良好な状態に保ち、機能することにつながります。
入口から人間の体内に入るもの、食べ物などには残念ながら有害物質を含むものもありますが、きちんと噛むことができ、唾液がうまく混ざることによって、飲み込むときには毒性が弱まりあるいは無くなるのです。ところが、噛むことができず、唾液と混ざること無く人体に入りこみ害を及ぼすものがあります。その1つがたばこです。今回「命の入口」という大切なテーマを記事にしたいと思ったこと、次世代たばこと呼ばれる電子たばこや水たばこなどが登場してきたことを、ここに記させていただきたいと思います。
参考文献:西日本新聞社「命の入り口心の出口 食卓の向こう側第13部」

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