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子宮頸がんワクチン

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大阪府貝塚市

子宮頸がんには、年間約1万人がかかり約2,800人が死亡しており、近年増加傾向です。子宮頸がんの大部分はHPV(ヒューマン・パピローマウイルス)の感染によって起こります。HPVには200種類以上のタイプがあります。
感染を予防するためのHPVワクチンには現在2価・4価・9価の3種類があります。2価は子宮頸がんの60~70%の原因となるHPV16・18型に対するワクチンです。一方4価は2価に加えてさらに尖形コンジローマの原因となるHPV6・11型に対応しています。そして9価はさらにHPV31・33・45・52・58型もターゲットとしており、子宮頸がんの90%以上を予防できる可能性があります。
大規模な疫学調査では、有害事象の起きる可能性は非接種者と比べて差が無く、WHOでもワクチンは安全であると発表しています。これにより日本でも昨年より定期接種となりました。
一方、HPVワクチンは筋肉注射であるため、注射部位の一時的な痛みは9割以上、一過性の発赤や腫れなどの局所症状は約8割のかたに生じます。また、痛みや不安のために失神(迷走神経反射)を起こした事例が、少ないながらも報告されているため、接種後は30分程度異常がないかを確認することも重要です。

問合せ先:貝塚市医師会
【電話】072-423-4130

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