■ワークショップ苔テラリウムをつくってみよう!
ガラス容器に広がる苔の空間を楽しんでみましょう。
日時:11月3日(日曜日)
(1)午前10時~11時30分
(2)午後2時~3時30分
対象:どなたでも(中学生以下は保護者同伴)
定員:各10人(多数の場合は抽選)
材料費:1個1,000円
申込:希望時間・住所(番地以下不要)・氏名(参加者全員)・年齢を記入し、メール・窓口で
締切:10月24日(木曜日)
■生きものだいすき!「カワラバッタ」
◯神様のいたずら
まるで葉っぱ、枝、ホンモノそっくりに擬態している昆虫はたくさんいます。このカワラバッタもそのひとつ。ごろごろとした手のひらほどの石と砂がある中流域の広い河原に生息していて、その姿は石から精巧に削り出したかのごとくです。しかし、飛ぶとまるで晴れた秋の空のような青色の後翅(こうし)が開くのです。翅(はね)をひろげて空に掲げると、翅が透けて空が見えているようです。
擬態とはどこまでも興味深いもので、偶然の産物なのか神様のいたずらなのかわかりません。鳥に見つかりたくないから、周囲の石にとけ込むようなからだになりたいという気持ちが進化に作用したのかもしれません。突然変異で出てきた個体が食べられずに生き残ったにしては、石に似すぎと思いませんか。
大阪府では絶滅してしまったカワラバッタ。近隣県の河川ではまだ出逢うことができます。秋の夜長に、擬態と進化を考えてみるのもオツかもしれません。
問合せ:自然遊学館
【電話】072-431-8457
【メール】shizen.desk@icloud.com
火曜日休館
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