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貝塚市観光振興ビジョンを策定しました ええとこ!うまいもん!おもてなし! 

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大阪府貝塚市

交流人口・関係人口(備考)の拡大や地域活性化を目的に「貝塚ならではのまちづくり」や「にぎわいのあるまちづくり」の実現に向けて、市民、事業者、関係団体、行政などが一体となり、同じ方向で観光振興に取り組めるよう本市の観光における将来像などを示す「貝塚市観光振興ビジョン」を6月21日に策定しました。詳しくは、ホームページをご覧ください。
(備考)交流人口観光などその地域を訪れる人びと。関係人口継続的に地域と関わる観光以上定住未満の人びと。

■貝塚市の観光資源
・市の観光資源の把握に当たり、上位計画、関連計画との整合を図るため、それらの計画において定められたゾーニング(区域)に基づく整理を実施しました。
・資源の把握については「市民ワークショップ」および既存のデータベース(観光協会、各種検索サービスなど)の活用により抽出を実施し「名所(ええとこ)」「食(うまいもん)・宿泊」「体験(おもてなし)」の3つの軸で分布状況を整理の上、各ゾーンの特徴について分析しました。
・葛城山ブナ林が国の天然記念物に指定され、今年3月に100周年を迎えました。
※詳細は広報紙2ページの地図をご覧ください。

■貝塚市の観光の課題
※一部抜粋
◯強み
・「すいてつ」の愛称で親しまれる市内を東西に走る「水間鉄道」。
・海水浴や潮干狩り、夕日鑑賞などの様々な体験ができる「二色の浜海水浴場」。
・歴史や文化が学べる願泉寺を中心とした寺内町。
・グランピングや収穫体験、アウトドア体験などが楽しめる。
・水なすやたけのこ、つげ櫛などの泉州を代表する特産品。
・だんじり祭りや太鼓台祭りなどの祭礼文化。

◯弱み
・ポテンシャルのある観光資源が十分に活用されていない。
・宿泊施設や飲食店、特産品を購入できる場所が少ない。
・鉄道駅からの二次交通網が脆弱。
・観光駐車場やトイレなどの観光地に必要なインフラが不十分。

◇課題1
市民がまちの魅力に気づき、まちへの愛着や誇りを育むため主体的に取り組む「既存の地域資源の磨き上げ」「新たな魅力資源の創出」

◇課題2
魅力資源に触れる「商品づくりと機会づくり」

◇課題3
公民連携による「観光インフラづくり」

◇課題4
貝塚の隠れた魅力と新たな魅力を市内外に伝える公民連携による「情報発信・共有の体制づくり」

■貝塚市の観光の将来像と戦略
◯将来像
《水間鉄道で結ぶ ええとこ!うまいもん!おもてなし!  人が出会い巡り合うまち、かいづか》
水間鉄道は、市内の観光周遊を促進させる必要不可欠な交通インフラであるとともに令和7年に開業100周年を迎える大切な観光資源です。
「すいてつ」が海、まち、山を結び、人との出会いや巡り合いのあるまちとして、交流人口から関係人口へとつながる期待を込めています。

◯将来像を実現するための4つの戦略
《戦略1「チャレンジ戦略」》
市の観光振興を将来的に担うような市民・事業者の主体的な取組みを創出し、事業化をも視野に入れた仕組みづくりを推進します。

《戦略2「パッケージ化戦略」》
観光施設、店舗、温泉、宿泊施設、および水間鉄道や旅行会社などと連携し、誘客・観光周遊を促すための魅力的なテーマのパッケージツアーなどの商品づくりを推進します。

《戦略3「インフラ戦略」》
公民連携により二次交通や観光・交流拠点(トイレや駐車場など)の拡充・整備を推進します。

《戦略4「プラットフォーム戦略」》
市民、事業者、関係団体などが事業や取組みの推進に向けた意見交換や協議の場を作り、観光振興やまちづくりの協力・連携を推進します。

■推進体制
本ビジョンを推進していくためには、公民連携、政策間連携、広域連携など、様々な連携が必要です。また、観光に係る社会情勢や地域事情の変化は激しく、それに応じて柔軟に対応していくことも求められます。推進体制および推進管理組織を構築し、外部組織との連携を含む様々な連携を円滑に進めるとともに、進捗を管理していくこととします。

問合せ先:魅力づくり推進課
【電話】072-433-7192

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