文字サイズ
自治体の皆さまへ

自然遊学館

32/42

大阪府貝塚市

■せんごくの杜周辺and近木川河口バードウォッチング
せんごくの杜周辺の雑木林では、ノスリ、トビなどタカの仲間や、ツグミ、モズなど冬鳥が観察できます。また、近木川河口の干潟には、ホシハジロ、ヒドリガモなどカモ類が集まっています。
日時:2月17日(土曜日)
(1)午前10時~正午(せんごくの杜周辺)
(2)午後1時30分~3時(近木川河口)
雨天中止
集合:
(1)はーもにーばす「こすもすの里」バス停
(2)自然遊学館
講師:和田太一様(NPO法人南港ウエットランドグループ)
定員:30人(多数の場合は抽選)
申込:2月13日(火曜日)までに住所(番地以下不要)・氏名・学年をメール・窓口で
※(1)(2)両方参加のかたは昼食を持参してください。

◆生きものだいすき!「ウシカメムシ」
◯美麗な偏食
昆虫のことをあまり知らなくても、カメムシと聞いて良いイメージをもつかたは少ないでしょう。家の中に入り込み、なんだか臭い!洗濯物に紛れ込まれると、また洗い直したい気分…。
今回紹介するのはウシカメムシです。本州から沖縄にかけて生息していて、貝塚でも出会うことができます。その名が示すように、牛のようなツノがあります。前胸の左右に張り出したダイナミックなツノ!見つけるとちょっとうれしくなるカメムシです。幼虫の頃は少し違ったヘラのような平たいツノをもっているのですが、実際このツノの役割ははっきりわかっていません。横に張り出したツノが口に刺さって食べにくいので、鳥に狙われにくいともいわれています。いずれにしても、自然界の厳しい生存競争に勝ち抜いてきたのは事実。カッコイイだけではないフォルムなのです。
さて、このカメムシの興味深い一面をもうひとつ。カメムシといえば、果実や木の汁を吸うもの、肉食のものなどさまざまですが、ウシカメムシはなんとセミの卵が好みのようで!木の幹に産み付けられたセミの卵をストロー状の口で1つずつ吸って食べるとは…気が遠くなります。しかも、なんたる偏食家。夏にセミが木の幹にたくさんの卵を産み付けていることを想像すると、それを主食にするのも納得がいきます。自然界、誰かがどこかで狙ってる、どこまでも油断のならない世界を生き抜いてきた多様な昆虫の世界は素晴らしい。

問合せ先:自然遊学館
【電話】072-431-8457

問合せ:自然遊学館
【電話】072-431-8457
【メール】shizen.desk@icloud.com
火曜日休館

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU