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自然遊学館

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大阪府貝塚市

■企画特別展示「カタチ」
不思議な形の生きものがいる。奇妙な生き方をする生きものがいる。きびしい自然を生き抜いてきた証である。自然界が創り出すさまざまな形態美を昆虫の標本や映像で紹介します。
期間:3月23日(土曜日)~5月6日(月曜日)
場所:館内多目的室
協力:公益財団法人乃村文化財団
※3月12日(火曜日)~4月7日(日曜日)に天王寺動物園の「生物多様性展」でも一部展示します。

■水中の妖精プランクトン調べ
せんごくの杜などのため池でみられるプランクトンを、顕微鏡などで調べてみます。
日時:3月23日(土曜日)午後1時30分~3時30分(小雨決行)
場所:せんごくの杜、里山交流センター
集合:はーもにーばす「こすもすの里」バス停
講師:植野敏郎様(元岸和田高校教諭)
対象:小学4年生以上(中学生以下は保護者同伴)
定員:15人(定員になり次第締切)
申込:3月17日(日曜日)までに住所(番地以下不要)・氏名・学年を記入しメール・窓口で

◆生きものだいすき!「オオカマキリ」
◯逆三角形の頭にあやしげな瞳、鋭いとげがならぶ鎌
カマキリは昔から「拝み虫」とよばれています。獲物を狙っているときなど、鎌をたたんでゆらゆらする姿が拝んでいるように見えるからです。日本のみならず海外でもそう見えたようで、英名ではpraying mantisまたは単にmantisといい、mantisの語源はギリシャ語の「預言者」です。
カマキリは待ち伏せ作戦が得意です。お尻の尾角で風を感知し、風に揺れる植物になりきってゆらゆら揺れる姿はとても可愛らしいものです。また、カマキリがこっちを見ているように感じるのは実は錯覚で、カマキリがもつ「偽瞳孔」とよばれるものによります。
鎌で獲物を捕らえる動きは素早く、一瞬の出来事です。カマキリはバッタなどを捕獲するイメージですが、トカゲやカエルなども食べるそうです。一番驚くのは鳥を捕らえるオオカマキリがいるという事!自分よりもはるかに大きな獲物を捕えるのは、正に命がけです。カマキリがこのような優れたハンターであるのは鎌という武器に加えて、3次元で物を立体視できる眼もあわせもっていることです。立体視とは、霊長類などの動物でさえ脳に負担がかかる能力です。それを異なる方法で可能にしたカマキリには驚かされてしまいます。カマキリがもつ形態とそこに秘められた機能をじっと見つめてみてはいかがでしょう。カマキリに見つめられるかもしれませんよ。

問合せ先:自然遊学館
【電話】072-431-8457

問合せ先:自然遊学館
【電話】072-431-8457
【メール】shizen.desk@icloud.com
火曜日休館

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