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ほっスピタル・かいづか

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大阪府貝塚市

■泌尿器科前立腺癌手術に手術支援ロボットDa Vinci(ダヴィンチ)を導入
ロボット支援手術は、泌尿器科領域を含む多くの診療科で使用されています。一部の患者さんからは、「ロボットに手術されるのは正直こわい」などの不安の声はありましたが、決してロボットが手術をするわけではありません。この方法は、従来の腹腔鏡手術と同様に行われ、術者は「コンソール」と言われる操作ボックスの中から遠隔操作により、カメラと3本の腕(アーム)を自由自在に動かし手術を行います。術者は特別にトレーニングを受け、「ダヴィンチ」の手術ができる認定を受けています。

◯ロボット支援手術の利点
1.手術創が小さいので傷の痛みが少ない。
2.出血が少なく、ほとんど輸血を施行する例がない。
3.拡大および3次元立体視(3D画像)ができ、緻密な操作が可能。
4.医師の負担が少ない。

当科では、前立腺がんおよび腎臓がんがロボット支援手術の対象疾患であり、今後膀胱がん手術も導入していく予定です。
市立貝塚病院では、泌尿器科のみならず、外科、婦人科の3つの診療科でロボット支援手術を行っています。スタッフ一同、市民の皆様へ最先端の医療を提供するために、カンファレンスや他施設への見学を重ね、安全安心な医療に努めています。また、新たな医師人材確保のため、認定医の育成や新しい治療の導入にも注力しています。

副院長・泌尿器科主任部長
能勢和宏

問合せ先:貝塚病院
【電話】072-422-5865

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