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市長コラム

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大阪府貝塚市

■万博を契機とした社会課題解決への挑戦
未来技術の体験で沸いた1970年の大阪万博から55年、今年開催される大阪・関西万博は命や健康に焦点をあて、各国・地域が手をとりあい、グローバルな社会課題の解決に向けた取組みを深化させる起点としていくことが期待されます。
健康寿命に関する本市の状況は、全国や府内の自治体に比べて短く、超高齢化が進展する中で、健康寿命の延伸が課題となっています。
そこで、本市は大阪河崎リハビリテーション大学や協力企業と連携して、個人の実際のヘルスチェックデータに基づくフレイル予防や改善に向けたメニューの開発や、本市の特産物である水なすを活用した機能性食品開発などの取組みについて、世界が注目する万博の機会にPRしたいと考えております。
また、本市では万博開催を間近に控え、共創チャレンジとして、様々な社会課題解決の試みが始まっています。地元企業・団体などによる次の6つの事業が採択されました。
具体的には、
(1)寺内町の空き家を舞台とした不登校やひきこもりの子どもたちを対象にしたフリースクール開設に向けた取組み
(2)休耕地を活用した体験型農業を通じて農業への関心を持ってもらう取組み
(3)ブルーフラッグ認証を機に、二色の浜の魅力を向上する取組み
(4)二色の浜海浜緑地周辺での釣りと海の環境美化をテーマにしたイベントの開催
(5)山手観光の拠点となる観光案内所の設置やレンタル電動スクーターの貸出を行う取組み
(6)水間地区の空き家を活用した民泊を運営する取組み
が順次展開されつつあります。
万博開催の効果を会場である夢洲だけではなく、いかに貝塚の地に引き込んでいくか、さらに時間的にも開催期間の半年間だけでなく、その後も持続的にその効果を波及させていけるのかが問われています。
2025年が「未来社会への転換点だった」と後世に語り継がれる年になるよう、市を挙げて取り組んでまいりますので、皆様のご理解、ご協力をお願いします。

問合せ先:魅力づくり推進課
【電話】072-433-7059

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