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大阪府貝塚市

■困難な問題を抱える女性への支援に関する法律
女性をめぐる問題は、DVやストーカー被害・性暴力・性犯罪被害・人身取引被害・JKビジネス・家庭関係破綻・生活困窮など複雑で多様化しています。コロナ禍によってこうした問題が目立つようになり、今までは「売春防止法」に基づき、問題に対応してきましたが、制度の限界によって支援が十分ではありませんでした。
そこで、官民一体となって困難な問題を抱える女性たちの自立を包括的に支援することを目的として、「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」が令和6年4月1日に施行されました。
これにより、国や府だけでなく市町村が、多くの支援の実施主体として関係機関や民間団体などのさまざまな機関と連携・協力して、訪問・巡回・居場所の提供・インターネットの活用などによる支援をしていきます。

◯困難な問題を抱える女性を支える あなたのミカタ
さまざまな支援情報や各自治体の無料相談窓口の情報を掲載しています。
悩むあなたのミカタがきっと見つかるはずです。

◎ホームページの二次元コードです。
※二次元コードは広報紙2ページをご覧ください。

■大阪府の取組み
大阪府は「困難な問題を抱える女性への支援のための施策の実施に関する基本的な計画」において、「住民にとって身近な行政窓口である市町村の相談窓口に必要な相談がつながっていない状況がある」「庁内連携状況についても市町村間で格差がある」と課題を示しています。
困難な問題を抱えた女性が相談しやすいよう、大阪府や府内市町村の女性相談窓口をウェブページに掲載し、相談窓口や施設の認知度において目標値を掲げながら周知に取り組んでいます。

◯数値目標(抜粋)
女性相談窓口を掲載したウェブページの閲覧数
現状:(新規)
目標値:30,000回

◯配偶者暴力相談支援センター(府及び市町村)の認知度
現状:20%
目標値:25%

■貝塚市の取組み
市では、女性に限らず、だれでも相談できる窓口を設置しています。暮らしの中で「自分の人権が守られていない」「人権侵害をうけている」と感じて悩んでいる方の話を聞き、一緒に解決策を考えます。相談は無料です。秘密は守ります。ぜひご相談ください。

◯例えばこんな悩みありませんか?
・身体が不自由になってきて、生活に不安を感じているんです。
・子どもとの距離感をどうすればいいかわからなくて。
・パートナーや子どもから仲間外れにされたり、無視される。
・とにかく暴力から逃げたい。
・子どものことをパートナーに相談できなくて。
・職場で人間関係がうまくいかない。仕事を辞めようかと悩んでいる。
・自分に収入がないのに、パートナーから生活費をもらえないんです。
・パートナーからの暴力・モラハラが原因で離婚を考えていて。

悩みは一人で抱えこまないで相談してください。

◯貝塚市で受けた人権に関する相談件数(1月~12月)
・2019年:84件
・2020年:87件
・2021年:105件
・2022年:81件
・2023年:74件
・2024年:134件

相談内容は多岐にわたり、件数は増加傾向にあります。

《相談内容》
・パートナーなどからの暴力:18.7%
・親族などからの暴力:10.4%
・パワハラ・モラハラ:14.2%
・暴力以外の家庭問題:28.4%
・家族以外の人間関係について:12.7%
・近隣トラブル:8.2%
・住居に関する問題:3.0%
・経済的困難:4.4%
貝塚市人権政策課データベースより

■性別に関係なく相談できる窓口があります!
「辛」にぷらす「一」(ONE)で「しあわせ」
「一回」相談してみませんか?
あなたの勇気で味方が見つかります。

※貝塚市男女共同参画推進研究会が作成したポスターを市の関連施設に掲示しています。
貝塚市は相談しやすい環境づくりに取り組んでいます。

◎人権相談・女性相談の問合せ先は広報紙10ページをご覧ください。

問合せ先:人権政策課
【電話】072-433-7160

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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