■産学官民の英知で健康づくりの習慣を
生涯健康で過ごすためには、子どもの頃から病気になりにくい、あるいはケガをしにくい健康な身体づくりが重要です。本市では、全世代の方が健康な生活を送れるよう、行政だけでなく、健康づくり応援企業や、様々な地域団体と連携することで「誰もが地域で健やかに・ともに支え合うまち」をめざし、様々な取組みを展開しているところです。
例えば、市民で構成する貝塚市健康づくり推進委員会委員が株式会社アシックスを訪問したことをきっかけに具体化したウォーキングセミナー。「産」「民」の連携により、世界選手権(陸上競技)出場歴のある講師を招いた実践型のセミナー開催に繋がりました。
また、大塚製薬株式会社、大阪河崎リハビリテーション大学、貝塚市薬剤師会、市立貝塚病院との協働により実現した「運動」「薬」「食事」の専門家にフレイル予防を学ぶ市民健康講座。今後も市民ニーズに合わせた多様なテーマで実施予定です。
さらに、子どもの頃から正しい食習慣を身につけることも生涯健康であるために非常に重要です。
私は、1月23日に「グローバルと食」と題し、海外勤務経験を通じて感じた日本の食の魅力について講演しました。中でも日本の学校給食は、栄養のバランスが取れていることはもちろん、食事のマナー、感謝の心、食文化などを多面的に学習できることから、ベトナムやインドネシアなどで導入され、海外からも高い評価を受けています。とりわけ、よく噛んで唾液を分泌し、飲み込む力を鍛えることは、生涯の健康維持に不可欠です。
今後も、行政の枠にとどまらず、英知を結集し、市民の皆様の健康づくりを進めてまいります。
問合せ先:健康推進課
【電話】072-433-7091
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