■せんごくの杜周辺and近木川河口バードウォッチング
せんごくの杜周辺の雑木林では、ノスリ・トビなどタカの仲間や冬鳥が観察できます。また、近木川河口の干潟には、ホシハジロ・ヒドリガモなどカモ類がいます。
日時:2月22日(土曜日)
(1)午前10時~正午(せんごくの杜周辺)
(2)午後1時30分~3時(近木川河口)雨天中止
集合:
・1は午前10時10分までに、はーもにーばす「こすもすの里」バス停。
・2は午後1時30分までに、自然遊学館
講師:和田太一様(NPO法人南港ウエットランドグループ)
対象:どなたでも(中学生以下は保護者同伴)
定員:30人(多数の場合は抽選)
申込:2月16日(日曜日)までに住所(番地以下不要)・氏名・学年をメール・窓口で
※1と2両方参加の方は、要昼食。
■生きものだいすき「シロマダラ」
◯幻のヘビ
今年の十二支はヘビ。苦手な方も多いと思いますが、ヘビの世界を少しのぞいてみましょう。日本には亜種を含めると50種類ほどのヘビが生息していますが、本州にはたった8種類しか生息していません。その中で毒があるのは2種、ニホンマムシとヤマカガシです。
今回ご紹介するのは日本固有種のシロマダラ。毒は無く、小型で、名前の通り灰色や淡褐色の地に黒褐色の横斑があるヘビです。夜行性で目撃例が非常に少ないので、「幻のヘビ」とよばれることがあります。ちょっと変わった好みで、トカゲや小さなヘビなどを食べます。そのため、は虫類が十分にいる自然豊かな地域でしか生きられません。貝塚にもシロマダラは生息しています。
しかし、あまり見かけることがないので、毒ヘビと思って、殺されてしまうことも少なくありません。自分の身を守ることは至極当然のことですが、そっとしておいても大丈夫なヘビも多いのです。ヘビというと、気持ち悪い・怖いというイメージが先行してしまいますが、毒もなければ、咬まれても、あまり痛くない種類もいるのです。古くから「豊穣の象徴」や「神の使い」などとして、ヘビを崇める風習もありました。ヘビの抜け殻を「お金が貯まる」として財布に入れる習慣があります。今ではシロマダラを見る以上に珍しくなってしまったようにも感じます。
問合せ先:自然遊学館
【電話】072-431-8457
問合せ:自然遊学館
【電話】072-431-8457
火曜日休館
【メール】shizen.desk@icloud.com
※詳しくは、ホームページでご確認いただくかお問合せください。参加費や費用などの記載のないものは無料です。
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